フランス~オルレアン大学(趙 奕蓮)

国際学部3年次生 趙 奕蓮 みなさん、こんにちは。私はフランスのオルレアン大学に留学している国際学部3年次生の趙 奕蓮です。 Brenda1.jpg Brenda2.jpg オルレアン大学のキャンパス こちらの学校に着いてほぼ一ヶ月半経ちました。最近は寒さが急に増したように感じます。到着したばかりの時は、楽しみ半分、不安半分でした。シャルル・ド・ゴール国際空港に着陸した時は、「自分の留学生活はこれから始まるのだな」と実感し、また飛行機から降りて、空港で地下鉄に乗り換える時、「ヨーロッパはアジアと全然違う世界だ」と驚きました。不安と興奮の気持ちを抱きながら、自分の力だけでパリから目的地オルレアン大学まで行きました。 Brenda3.jpg オルレアンの町 最初は学校のオリエンテーションがあり、そこでたくさんの友達を作ることができました。日本、韓国、トルコ、ガーナ、シリア、スペイン、ロシアやいろんな国から来た留学生と仲良くして、充実した留学生活を送っています。まだ留学は始まったばかりで、フランス語を流暢にしゃべることができないので、みんなとは英語でコミュニケーションをとっていますが、自分の頑張り次第ですぐ言語力を向上できると思います。 Brenda4.jpg Happy campus時の相撲大会 授業終了後、みんなと一緒にボウリングをしたり、休みの日には旅行に行ったりして楽しんでいます。先日大学のイベントで、ほかの留学生たちとパリを観光し、有名なルーブル美術館、凱旋門、シャンゼリゼ通り、ノートルダム大聖堂、セーヌ川、エッフェル塔に行きました。写真ではなく、実物を見ると「人心を揺り動かす景色だな」と言うしかありませんでした。本当に感動しました。その日は、日帰りの旅で、じっくり見る時間がなかったので、今週末またパリに行くつもりです。 Brenda5.jpg ルーブル美術館で(本人前列左) Brenda6.jpg エッフェル塔の前で こちらに来て知ったのが、フランス人の日常生活にsoiréeは欠かせないイベントだと言うことです。soirée と言うのは夜に行うパーテイのことです。オルレアンの学生たちは、週末実家に帰るので、毎週木曜日か金曜日にsoirée をします。みんなが和気藹々と楽しむsoiréeに参加すると、悩みやストレスなどをすべて忘れられるように思います。 Brenda7.jpg Barでのsoirée(本人左から二人目) 普段の生活はまだ慣れないことがたくさんあります。フランスに来る前、フランス人がほとんど英語を話せないと聞いたことがありますが、こっちに来て大学の先生でさえも英語が話せないことにショックを受けました。最初は言葉もあまり通じない上に、手続きなどを全部自分でやらないといけなかったので、結構大変でしたが、逆に考えると、全員フランス語を話す世界で生活していくことは、より早くフランス語のレベルを向上できるのではないでしょうか。そして、フランスでは3月の最後の日曜日から10月の最後の日曜日まではSummer Timeなので、その間の日本との時差は7時間で、それが終わると8時間となります。そして、日本や中国に比べると緯度が高いので、オルレアンは暗くなるのがすごく遅いです。真夏の時、大概10時ごろまですっと昼のようなので、生活習慣も変えなければいけませんでした。 Brenda8.jpg こちらではもちろん不便なことや問題などが多々ありますが、料理も美味しく、友達も優しいので、前向きな考え方で過ごすと必ず素晴らしい留学生活になると思います。これからも様々な困難があるとは思いますが、この留学生活を終える時、私は素敵な財産を手にすることでしょう。