台湾~静宜大学(小山 慶)

国際学部3年次生 小山 慶 台湾の静宜大学に留学をしている国際学部3年次生の小山 慶です。 IMG_0168[1] 学校の運動場にある台湾の国旗 台湾に来て約1ヶ月が経ちました。こちらの生活にも少しずつ慣れ始め、生活リズムが整ってきました。 まず始めに学校の説明をします。静宜大学は台中市にあり、日中の気温は30°と熱く、長い夏を過ごしている気分です。雨はほとんど降らず、朝晩もさほど寒くありません。キャンパスには木々が多く、広場や運動場ではランニングをしている人を見かけます。また、学校の近くにスーパーや飲食店が多いので生活にも困りません。学生カードでバスに乗れば10 kmまでは運賃が無料なので、外出も気軽にできます。私は学校内にある寮で生活をしていて、ルームメイトは中国人と日本人です。また、トイレや洗面所、シャワーはフロア全体で共有です。洗濯は洗濯機が空いていれば使用し、空いていなければ手洗いをしています。 淡々と書きましたが、実は台湾の生活文化に慣れず、体調を崩す日々が続きました。夜中に高熱が出て救急車で運ばれ、人生で初めて救急車に乗るという経験もしました。こちらではデング熱が流行っていることもあり、すぐに検査をしてもらいました。そして、ストレスが原因の風邪と言われたときは安心しました。(デング熱にかかるよりも、風邪のほうが症状は軽いので) 台湾に来たときから異文化があるのは当たり前だとわかっていても、日本の生活とは異なる環境に戸惑いました。1ヶ月経った後でそれがカルチャーショックだったのだと気づきました。 しかし、授業はとても楽しいです。中国語の授業は少人数クラスで、クラスメートが多国籍なので授業は全て英語で行われています。授業中は学習した単語で例文を作ったり、ペアやグループで会話を作り、発表したりしています。わからないことを質問したり、様々なシチュエーションでの単語や表現の使い方を学ぶことによってより理解を深めることができます。また、私は授業以外でも様々な単語が載っている飲食店のメニュー表で単語を覚えています。 IMG_0239[1] ジュース屋のメニュー こうしてメニューを写真に撮り、寮に戻ると中国人のルームメイトに意味を教えてもらっています。ルームメイトは中国語を学んでいる私に丁寧に教えてくれ、コミュニケーションをとりながら楽しく学んでいます。彼女たちとは英語と簡単な中国語で会話しているのですが、どう表現したら良いのかわからない時に謝ると、「なぜ謝るの。わからないから学んでいるんでしょう?」と言われ、語学力がないことに劣等感を持っている自分に気づきました。それからは、間違っていても積極的に話をし、様々なシチュエーションを考えながら学ぶようになりました。 まだまだ台湾の生活文化に慣れない部分もありますが、ルームメイトや周りの人にたくさん助けてもらいながら、楽しい部分を見つけ、勉強もして、バランスをとって生活しています。 IMG_0289[1] 有名な観光地「日月潭(湖)」