韓国~ペッソク大学(福田 輝行)

経営学部3年次生 福田 輝行 韓国のペッソク大学に留学している経営学部3年次生の福田輝行です。 韓国での精神面と経験について書こうと思います。8月20日にペッソク大学に来ましたが、今日までの時間の流れの早さに驚いています。一瞬で1か月が過ぎ去ったような感じです。私は行く前から留学って1日が暇なことが多いと思っていました。しかし1か月を振り返ると思っていた以上に忙しい日々を過ごしているので満足しています。私は日本を出る前に気持ちの面で誓ったことがあります。韓国留学で受け身的な自分を積極的な自分に変えることです。私は韓国に着いたときに、ペッソク大学へ行く違う国の留学生と合流しましたが、みんな中国人の留学生でした。アウェイの中で私は自分から動くしかないと決意できました。 1442232214601.jpeg 野球サークルの友人たちと(本人左端) 留学では大学など対応の面で不満はありますが、これは仕方がない、日本の常識とは違うと割り切っているので、ストレスを溜めることはないです。私は初めての寮暮らしで、日本人とカザフスタン人の留学生と一緒に暮らしています。良い人たちに恵まれています。私が風邪になったとき、カザフスタン人のルームメイトは蜂蜜紅茶を作ってくれました。普通の紅茶ですけど、私の中ではとても美味しく感じました。日本人の男子学生は私とルームメイトだけなので、とても良くしてもらっています。 20150924_124036-1.jpg チュソク用の「ソンピョン(松餅)」作り体験 それから自分が変わると世界が変わるなと思っています。私は留学に来てから大学のグラウンドで野球をしている人たちが気になっていました。しかし、直接話に行く勇気が無くて困っていました。その時と同時期に私は数珠つなぎのように知り合いを作っていました。食事会みたいなのがあった時に、隣の韓国人がスマホで野球を見ていたので、私も野球が好きですと声をかけました。そしたらその人はグラウンドで野球をしているサークルのキャプテンでした。ということで私はやりたかった野球のサークルに入ることができました。私はまだまだ韓国語が話せないのですが、野球をしているとき、周りの人たちは、いつも「ゆきー、こんにちは」とか日本語を覚えて話してくれます。ちなみになぜか私は韓国では「ゆき」と呼ばれます。 毎日予定ができて今は忙しいです。まだ行ったことのない釜山、済州島にも行く予定です。私はこれまで5回韓国へ旅行に来ましたが、ペッソク大学があるような普通の町には行ったことがありませんでした。留学するにあたって、地方では日本人を嫌いな人に会うのではないかと思っていました。私にとって興味深いのが戦争の時に日本に対して抗議をして亡くなった女子高生の故郷がペジェ大学のあるテジョンです。しかし、時代が変わったのかメディアの影響か、今のところ日本人が嫌いな人に会ったことがないです。私は日本人だからこそ、日韓の歴史を勉強し、もっと色々なことを知り、色々な経験を積みたいです。