韓国~スンチョンヒャン大学(糸谷 春香)

経営学部ホスピタリティ経営学科3年次生 糸谷 春香 こんにちは。韓国にあるスンチョンヒャン大学に留学している経営学部ホスピタリティ経営学科3年次生の糸谷 春香です。 8月24日に日本を出発し現地について約3週間が経ちました。私の通っているスンチョンヒャン大学は山のほうにありとても自然豊かな場所です。しかし、その為1日の温度変化が激しいです。朝と夜は寒く長袖や上着を着るぐらいで、お昼は半袖で過ごせるほど暑くなります。 私は今学校内にあるGlobal Villageという寮に住んでいます。ここは留学生と韓国人が一緒に住む寮です。1つのスイートルームに2人部屋が6つあり12人で生活しています。 私のスイートメイトはモンゴル人1人、アメリカ人が3人、中国人が2人、韓国人が5人です。私のルームメイトは年上の韓国人です。ルームメイトは少し日本語も話せるので会話は日本語、英語、韓国語でしています。色々な言葉を使い自分の伝えたいことを必死に話しています。毎日過ごしていくうちにどんどんルームメイトのことが分かり、お互い打ち解けてきました。そして、出来るだけ部屋にこもらないようにし、スイートメイトと一緒にパソコンで洋画をみたり、リビングで話したりなどしています。 Global Village Global Village 授業は韓国語と英語で学んでいます。韓国語のクラスでは毎日多くの単語を学ぶことが出来ます。覚えるのが大変ですが、実際に使って通じたときはとても嬉しいので、頑張って勉強しています。英語だけのクラスはとても難しく、きっと日本語で学んでも理解するのが大変だと思います。これから、頑張って勉強していこうと思います。私は自分の授業だけでなくTeaching Assistantとして日本語のクラスにも参加しています。日本に興味ある学生が多く、日本人としてとても嬉しく感じています。そこで韓国人の友達も増えました。 先日、スンチョンヒャン大学で文化祭が3日間ありました。日本とは違い朝から夜中2時ぐらいまで行われていました。お昼は日本と同じような出店が並んでいます。しかし、夜になるとその出店がなくなり、すべて居酒屋のような呑む場所に変わります。そして、有名な歌手などが来て、大学がコンサート会場のような雰囲気になります。ライブは無料でみることが出来るため、高校生や家族で見に来ている人もいました。知らない歌手が多かったのですが、韓国人と同じぐらい盛り上がることが出来、とても楽しい文化祭となりました。 韓国留学がスタートして、正直楽しいことばかりではありません。言葉の壁にぶつかり何度も悩んだことがあります。アメリカ人や英語圏からきている留学生が多いため、やはりコミュニケーションは英語です。聞き取ることができても、言葉を返せない、自分から話題をふることが出来ないなどと悩みました。しかし、このままでは自分のためにならないので今では自分なりにみんなとコミュニケーションをとるように努力しています。 みんなの写真 留学生たちと 韓国に来て感じたことは人の優しさです。出会う人はすごく親切であたたかい人が多いです。自分の時間を割いてまで何かを手伝ってくれたりします。最近では私が少し風邪をひき日本語の授業中に鼻をすすったり、少し咳をしていると、韓国人の学生が携帯で日本語を調べ「薬局について行くよ」と言ってくれました。私が「薬局に行きたい」と言ったわけでもないのに、そうやって辞書を使いながらも声をかけてくれたことがとても嬉しかったです。韓国人の優しさを経験すると、私も彼らから見習わないといけないなと感じました。 昨年の夏、大阪学院大学で行われた短期研修プログラムで出会った人たちにも再会することが出来ました。一緒にご飯を食べに行き、一緒に来ている日本人の友達を彼らに紹介することが出来ました。日本ではたった3週間だけしか交流がなかったのに本当に親切にしてくれ、1年も会ってなかったような感じはしませんでした。相談にものってくれる人達で、とても助けられています。彼らに再会出来て本当によかったです。これからもきっと多くの人に出会うと思うのでその出会いを大切にしていこうと思います。 SOS.jpg 昨年OGuで出会った短期研修生(本人中央) 自分らしい留学が出来るようこらからも「笑顔」を大切にして生活していこうと思います。