アメリカ~センテナリー大学(前田 桂吾)

外国語学部3年次生 前田 桂吾 アメリカ・ニュージャージー州のセンテナリー大学に留学中の外国語学部3年次生前田 桂吾です。 Times Square Central Park ニュージャージーに移動する前に立ち寄ったニューヨーク(上: Times Square、下: Central Park) このblogを書くのは2回という限られた回数しかないので、自分の留学を良く見せようなどと思わず、ありのままを伝えたいと思います。 Centenary College センテナリー大学のキャンパスで(女性の頭の上に注目!) アメリカに来て3週間が経ちました。この3週間で何度泣いたか分かりません。「自分の英語力の無さ」、「言いたくても伝えられない」、「何を言っているのか分からない」、「何をしたらいいのか分からない」という思いや寂しさ、また、「自分には4ヶ月しかない」、「親が行かせてくれたに」といった焦り、色々な思いから泣きました。このblogを書く前日にも泣きました。ここに来て「楽しいーーー!」と思ったことが正直まだありません。しかし、この3週間で学んだことはたくさんあります。 1つ目は、「自分の思いは自分の口で言葉にして伝える」ということです。これは当たり前のことです。しかし、自分は経験を通して感覚でこれを学びました。授業中、あまりにも分からず黙り込んでしまっていました。日本であれば声かけて助けてくれるかもしれません。しかし、こっちでは何もしてくれません。授業終わりに先生に質問に行き、分からなかったところを教えてもらいました。その時、先生に「分からなければ、恥ずかしがらずに質問していいよ」と言われ、自分の思っていることを口に出すことは大切だと思いました。アメリカはYesかNoの社会。日本人がよく口にする「どっちでもいい」はありません。YesならYes、NoならNoということの大切さも学びました。しかし、気をつけなければならないのは、思いを口にすることは大切ですが、人を傷つけてはいけないということです。僕はこれに気につけながら思いを伝えて行きたいと思います。僕はこのことにやっと気づけました。 2つ目は、「俺の人生」、「俺は俺」です。僕はこれまで人生は自分のモノでありながら、他者の意見に流されたり、言われたことに固執してしまうようなところがありました。固定概念も強く持っていたので、「これが正しい」、「あれは間違っている」と思うことが多々ありました。また、自分を人と比較して、「あいつは、~だからできるんだ」、「俺は~だからできないし、いいよ」と思ってしまうことがよくあります。しかし、そんな僕の考えに共感してくれ、かつ変えてくれる人に出会いました。彼はこの大学に1年半いる人で、「俺もアメリカに来た当初は、お前と同じような考えをしてた」と自分の経験を話してくれました。その彼が僕にくれたアドバイスは、「お前の人生はお前のモノ、他人が決めるものじゃない。俺はアドバイスはできるけど、決断するのはお前だよ。留学の成功、不成功なんて決められない。今の辛い経験もお前にしかできないことだから」です。日本にいた時から、「変えるために行動をしないといけない」と思っている自分はいました。しかし、一歩を踏み出すことができませんでした。アメリカに来て環境が背中を押してくれたと言えば弱くて逃げに聞こえますが、やっと踏み出せた一歩だと思います。これから先も同じような大きな波や壁、葛藤がやって来ると思います。それと戦えるように頑張っていきたいと思います。 まだまだ書きたいことはたくさんありますが、ここまでにしたいと思います。 「留学っていいな、行きたい!」と思っていただける投稿ではなかったかもではありませんが、これが今、僕が経験していることです。 最後まで読んでいただき、ありがとうございます!