韓国~ダングック大学(豊田 稜夏)

国際学部3年次生 豊田 稜夏 こんにちは、ダングック大学に留学中の豊田稜夏です。 私の留学生活も残り2か月になりました。韓国は最近になってやっと暖かくなってきました。今はテスト期間のため皆が遅くまで学校で勉強をしている様子がうかがえます。ダングック大学の語学堂では、今学期から仕組みが変わり、レベルによって午前と午後に分かれ交換留学生と一般留学生でクラスも分けられるようになりました。私は無事に、中級クラスに上がることができました。今のクラスの中国人学生たちは、本当に韓国語が上手なので、私ももっと頑張らないといけないと実感させられています。また、前学期同様、日文学科の学生との勉強会をしています。今回の勉強会では特にテーマは決めず、韓国人は日本語で、日本人は韓国語で会話をすることにしています。 1428321476638.jpg M.T.にて(本人後ろから2番目) M.T.はメンバーシップ・トレーニングの略で、団体で1泊2日ぐらいの合宿にいきます。それぞれの学科やサークルで交流を深めるために実施するものです。日本にはない行事で、こういう行事があるからこそ、韓国の大学生は皆団結力があるのだなと思いました。そして、私たち留学生は留学生サポーターとのM.T.に参加しました。ムジュという場所にあるテコンドー修練院に行ってきました。私たち日本人学生が通う、チュクチョンキャンパスとチョナンキャンパスとの合同M.T.だったので、普段会わない留学生や韓国人学生たちに出会うことができとても楽しかったです。そして、韓国の大学生の文化も体験できたので非常に嬉しく思っています。次に彼らに会えるのは5月初めにある運動会なので、今からとても楽しみです。 1427475883115.jpeg サークル部屋にて(本人左端) 今学期に入って変わったことが1つあります。それは、日本語会話サークルに加入しました。前学期の私は用事のない日は部屋にいることが多かったのですが、現在は一日のほとんどをサークル部屋で過ごすようになりました。そこで語学堂で出された宿題を手伝ってもらったり、日本語を教えてあげたりしています。そして弟のような存在である学生の日本語の勉強を見てあげながら、私も韓国語を教えてもらっています。このサークルでは毎週水曜日に勉強会を行っています。私は日本人2人と韓国人3人のグループで、ご飯を食べながら韓国語、日本語で会話をしています。日本ではサークルに入っていないので、留学先でサークルを体験することができて良い経験になりました。 ダングック大学には、英語圏よりもスペイン語圏からの学生がより多く交換留学生として来ています。彼女たち曰く、日本人はスペイン語の発音をし易いらしいです。スペイン語が未知の世界だった私には、すごく魅力的な言語で、時間のある時はスペイン語を教えてもらっています。幸いにも大阪学院大学にはスペイン語の授業があるようなので、日本に帰ったら履修してみたいと思っています。韓国留学を目指している人でスペイン語に興味がある人は少ないかもしれませんが、そういった学生がいたら、ぜひダングック大学に来ることをお勧めします。 私は留学に来る前は韓国に来るのだから英語は必要ないと思っていましたが、韓国語か英語で意思疎通が少しでもできるようにしていた方が、より充実した留学生活を送ることができると思います。 それでは、これが韓国からの最後の便りでした! C360_2015-04-23-10-10-43-633.jpg 教室にて(本人右前)