オランダ~フォンティス応用科学大学(嵯峨山 友紀)
法学部3年次生 嵯峨山 友紀
こんにちは。法学部3年次生の嵯峨山友紀です。オランダに来て約5か月が経過し、今は期末試験の勉強に追われています。
フォンティス応用科学大学キャンパス
日本で大学の試験というと筆記試験がほとんどです。特に法学部は筆記試験以外存在しません。しかし、こちらは全然違います。私は経営学、国際法、英語、ビジネス英語、ヨーロッパ文化、オランダ語と6つの授業を履修していますが、筆記試験は経営学と国際法の2教科のみです。英語はプレゼンテーション。ビジネス英語は取締役会で新代表取締役の選任をするという、会議形式のディスカッションをします。学生は取締役として会議に参加し、良色々なことを議論します。ヨーロッパ文化の授業は15種のレポート作成と、自分の物語というテーマの5分程度のビデオ制作。そしてオランダ語はオランダ語で20分のスピーチです。座学は出来て当たり前、それ以外にもあらゆることに柔軟に対応出来る総合力が求められているのではないかと感じます。既に経営学、ヨーロッパ文化、ビジネス英語は合格しました。国際法とオランダ語がかなり難しいのですが、もちろん全て合格するつもりでがんばっています。
勉強机
私にとって、今回の留学の特別な経験は、日本語、日本文化を伝える活動です。オランダ、ベルギー、フランスの3か国で授業をする機会を頂きました。特に留学先のフォンティス応用科学大学では、特別に許可をもらい、1回90分の日本語授業を週2回開講しました。さらに12月からは教授相手にプライベートレッスンの機会なども設けました。そもそも履修している授業数が人の倍ほどもあり、加えて日本語の授業が週2回あったため、とても忙しい日々を送っていました。しかし、約20ヵ国から来た留学生たちに簡単な日本語、面白い日本文化を伝えることができました。これは私だけの価値ある経験だと思っています。
日本語授業風景
その他には12月20日から学校が休暇に入ったので、クラスメイトがいくつかの少人数グループを作り、それぞれがヨーロッパ旅行に飛び立ち、年末にアムステルダムに集合してお祝いをしようという計画を立てました。私はカザフスタン人の友達と2人でイタリア、オーストリア、スロバキア、ドイツと旅行しました。イタリアのベネチア、オーストリアのウィーンでは偶然クラスメイトと出会い、一緒に観光するなど非常に面白い旅になりました。
ヨーロッパ旅行
最後にヨーロッパ文化の授業で作ったビデオをここに載せようと思います。テーマは自分の物語です。2ヶ国留学の経験は、今までの人生で一番の宝物になりました。まだ留学は終わっていませんが、お金では買えないもの、ここでしか出来ない事はまだまだたくさんあります。最後までしっかり学び、楽しみ、日本に帰ろうと思います。
Traveling
↑
ここをクリックして、動画を見てください!