「私の留学:最初の一歩」~谷本竜基(アメリカ)

外国語学部3年次生 谷本 竜基 アメリカに来て一週間が過ぎました。最初の4日間は、何もすることがなく、少しホームシックにかかりかけましたが、日本人や韓国人の学生と出会って救われました。 なぜか今は自分が韓国にいるかのように、韓国語がメキメキ上達しています。韓国の友達に日本語を教え、韓国人の友達から韓国語を教えてもっています。初めて韓国語だけでFacebookのメッセージもアップしました。センテナリー大学の留学担当者のリンスキーさんが韓国人と結婚しているためか、この大学は韓国からの留学生が多いです。私は、前から韓国語にも興味があったので、とても嬉しいです。この際、韓国語も英語も日常会話ができるようにしたいと思っています。 Ryuki 2Ryuki 1 さて、大学ではすでに履修する科目も決まり、昨日ルームメイトも来ました。授業は、ESL(英語集中プログラム)のAcademic Writing、Vocabulary、Reading、Pronunciation、そして 国際学のEssentials of Global Politicsの計5科目、16単位を履修します。経済学や教育学も履修してみたかったのですが、アメリカ人学生限定や、最低でも2学期間センテナリー大学にいるなどの条件があり、履修できませんでした。生半可な気持ちで勉強していては、英語力も伸びないと思うので、これは自分にとって最高の機会であり、最後のチャンスだと思い、頑張って勉強します。 ルームメイトは、アメリカ人の3年次生で、話す英語がとても速すぎてついていけません。少し私のことを考えてくれて、スピードを遅くしてはくれたものの、それでも速い。。。他のアメリカ人は日本人や韓国人のためにゆっくり話してくれているのに、自分のルームメイトは容赦がないです。しかも、彼はグラフィックデザイン専攻なので、話が合わないことも難点です。それでも頑張ってみます。 この大学の良いところは、新1年生のために、在学生と触れ合う機会を作るプログラムが用意されていることです。例えば、先輩たちが準備したプレゼントが抽選で当たるゲーム、ボランティア活動などがあります。私はラッキーにも、最初の抽選会でセンテナリー大学ブランケットが当たりました。また、ボランティア活動をした日の夜、大学の広場にてパーティーも行われて、アメリカ人学生とも話す機会がありました。この他にも、一家族に留学生一人を受け入れてくれて、週末に車で遊びに連れて行ってくれたり、ご飯を一緒に食べたりできるようです。 明日(8月28日)から、とうとう授業が始まります。このアメリカ生活で、しっかり勉強するという習慣を身に付けて帰りたいので、時間を無駄にせずに頑張ろうと思います。 最後に1番印象に残ったことを紹介して終わろうと思います。それは、初めて韓国人の友達がたくさんできた日の夜のことです。韓国人留学生の姿が見えないので、連絡してみると、これから飲み会をするとのことでした。ということで、私も韓国人6人の中に混ざりお酒を飲みました。彼らは私に気を遣って、時々英語でも話をしてくれました。韓国語だけでも聞き取りの練習になるかなと思っていたのですが、その心遣いが嬉しかったです。また、私が「トイレに行きたい」などの簡単なフレーズを韓国語で言ったところ、とても喜んでくれました。私自身も韓国語でコミュニケ―ションが取れたことで、何とも言えない喜びを感じました。彼らはすでに半年、1年ぐらいセンテナリー大学で勉強しているので、英語も流暢です。韓国語の意味も英語で説明してくれるので、私にとっては効率よく英語と韓国語が学べそうです。これからの学期が楽しみです。