「私の留学:最初の一歩」~嵯峨山友紀(オランダ)

いよいよ今年度の交換留学生たちが、海外に出発する時期がやってきました。これから、様々な国からの便りが届きますので楽しみにしていてください。最初の学生は、オランダのフェンロにあるフォンティス応用科学大学に留学している嵯峨山友紀君です。彼は昨年9月から1月まで台湾の文藻外語大学で交換留学生として勉強し、今年はオランダに行きました。さらにアップグレードした留学生活を送ってくることと思います! 法学部3年次生 嵯峨山 友紀 Goeden morgen! Ik heet Yuki! こんにちは。オランダのフォンティス応用科学大学に留学している嵯峨山友紀です。こちらに到着して5日目です。特にトラブルもなく、楽しい毎日を過ごしています。今こちらの気温は12度です。少し肌寒いですが、過ごしやすい気候です。レストランは少し値段が高いので、毎日自炊をしています。ほとんど日本と変わらないものを日本人に合う味付けで食べているため、体調も変わらず健やかに生きています。 さっそく色々な事をしました。スーパーでウサギの肉が売られていたので、一匹まるごと購入して、ロシア人の友人やルームメイトにご馳走したり、現地の中学生と遊んだり、他の交換留学生たちとお祭りにもいきました。私の通う大学には色々な国から留学生が来ています。私がこの5日間で出会ったのは、ハンガリー、リトアニア、スロバキア、ポーランド、ロシア、ドイツ、スペイン、ギリシャ、ベルギー、メキシコ、香港からの留学生たちです。ヨーロピアンが多いです。香港人とは中国語も使って会話します。 色々な事がありましたが、その中でも特別な経験は、歩いて国境を跨いだことです。ドイツとオランダの国境を跨ぎました。 Yuki Sagayama国境2Yuki Sagayama標識2 これは日本ではできない経験です。国境に特に目立つ目印のようなものはなく、気が付いたらドイツにいました。次はベルギーの国境を跨ぎたいと思います。 日本で英語を勉強する時間があまりなく、少し不安がありましたが、今のところ特に問題はありません。友達は日に日に増えていますし、コミュニケーションも円滑でストレスも感じません。まだ5日目ですがもう日本に帰りたくないと思っています。 授業が始まるまでもう少し時間がありますが、それまでの予定はもう一杯です。台湾留学中から始めた日本語や文化を教える活動は明日から始まります。明日はベルギー、週末はオランダの別の都市へ家庭教師として出張します。また、今月末は国際法の先生がイギリスに滞在しているので会いに行くかもしれません。とりあえず今からは自転車でドイツの方向に行ける所まで行ってこようと思います。健康にだけは気をつけ、様々な事に積極的に挑戦し成長して帰ってきます。