私の留学:新たな一歩~スンミョン女子大学(韓国) 山本 佳奈

法学部4年次生 山本 佳奈 Kana_Busan.jpg 年末に帰国して早1ヶ月が経とうとしています。新しい自分に出会い、楽しい時間を過ごすことができた4ヶ月の留学が終わりました。帰国した今、もっと勉強したい気持ちがあり、また留学したいと思えるような充実した留学生活を送れたことが一番良かったと思います。 ソウルという韓国の首都に住み、韓国を訪れる観光客が必ず訪れるといわれる明洞まで地下鉄3駅という立地のいい場所に大学があり、何不自由のない留学生活がスタートしました。日本では大阪から離れた田舎にある実家から通っているので、都会に住んだ経験が無く、どんなものも手に届く範囲にある環境に最初は戸惑いました。でも、授業が終わった後や土日に友達と一緒に観光や買い物がてらよく散歩に行き、すぐに気分転換ができる立地の良さが気に入りました。留学の後半はソウルの中心部であれば地下鉄に乗らずに、目的地まで徒歩で行けるようになりました。 韓国語の上達はというと、正直なところ自分では上達したという実感はあまりありませんでした。それでも、毎日のように通っていたお店のおばちゃんに「韓国語が上手になったね」と言われた時や、帰国後に韓国語の先生と実際に話をした時に、韓国語が上達したのだと気が付きました。多くのクラスメイトが英語が話せたので、韓国語で伝えられなくても英語で先生やクラスメイトと会話をすることができました。でも私はできなかったで、もっと自分の言いたいを韓国語で言えるようになりたいとばかり思っていました。結果的には、それがあったから予想以上に韓国語で会話ができるようになったのだと思います。 この4ヶ月、ルームメイトと上手くいかず泣いたこともたくさんありました。でも毎日の楽しい韓国語の授業や友達との気分転換の散歩のおかげで、楽しい思い出と共に留学生活を終えることができました。これからは留学で上達した韓国語を維持しつつ、大学院での授業と論文作成、税理士試験を頑張ろうと思います。