文藻外語大学~台湾
法学部2年次生 嵯峨山 友紀
こんにちは。法学部2回生の嵯峨山友紀です。台湾に来て2ヶ月半が経ちました。11月とは言っても、日中は30度近くもあり、まだまだ暑いです。
これまでは、何のトラブルもなく、全てが素晴らしい理想的な留学生活を送っています。
私は、文藻外語大学に英語と中国語を学ぶ目的で留学したので、現在は、英語と中国語の授業を半々で履修しています。それと、まだ中国語が十分に使えないため、日常会話は英語で行っています。また、授業に加えて、こちらの大学の日本語学科の学生たちに、週10時間日本語を教えています。つまり、毎日、中国語、英語、日本語を使って生活していて、いつも学校が終わる頃にはへとへとです。
日本語を教えている理由は、将来教育関係の仕事がしたいからです。週に10時間、少人数の会話練習という形で教えていますが、それ以外にも正規の授業で2時間、日本の文化について講義をしたりもしました。その講義には、国立高雄科技大学という他の大学から聴講生も来ました。非常に貴重な経験をしています。
会話練習の一週間の授業スケジュール
日本文化の講義風景
この学校は留学生が多いです。このセメスターには100人以上の留学生が来ましたが、日本人は5人で、アジア人は少なく、ほとんどヨーロッパの人ばかりです。
ヨーロッパからの留学生たち
特にフランス人が多く、30人近くきています。彼らと友達になって一つ自分の弱点に気が付きました。私は英語のListeningが非常に弱いです。相手の顔を見ながら話をすれば、何を言っているか理解することは出来るのですが、例えば電話など、相手の表情が見えなければ、何を言っているのか聞き取ることができません。また、声の低い男性の英語を聞き取ることも非常に難しいです。しかし、Speakingに関しては、アメリカ、ヨーロッパ、マレーシア、ベトナムなど、世界中の留学生に私の英語は通じましたので、それは非常に嬉しいです。Listeningの弱点を少しでも克服できるように頑張ります。これが今の英語の課題です。中国語はまだ初心者なので、基礎の段階ですが、レストランで注文をするぐらいならできます。中国語は発音が難しく、それが課題です。
日本語を教えることに関しては、日本語学科以外にも、フランス語、英語学科の学生も来ています。学生の日本語のレベルがまちまちなので、そのレベルに合わせて4段階のレベル別プログラムを作り、それを使い、教えています。学生の貴重な時間を少しでも有意義に過ごせるようにと努力しています。
私の趣味は、楽器を演奏することです。この大学の音楽のクラブに所属させてもらいました。ドラムを叩いたり、歌ったりして、楽しいです。文化祭ではジャンベ(アフリカの太鼓)を演奏しました。
毎日8時から17時まで学校にいて、土日は勉強をしています。遊びにいく時間がないので、観光などはまだしていません。台湾の観光地は何一つ知らない状態です。中国語の授業は2月22日まであり、VISAが2月25日までなので多分観光することなく、終わり次第すぐ帰国することになりそうです。またいつでも来られるので、今回は学業を優先にして、観光は次の機会にします。
Facebookで留学後に増えた友達を数えたら、2ヶ月半で164人増えていました。健康状態も良好で、毎日が楽しく、勉強にも精一杯取り組んでいます。日本語の会話練習も、このままだと、約500人の学生に教えることになりそうです。大変ですが、これは貴重な経験なので、このまま頑張って行きたいと思います。