オルレアン大学~フランス

外国語学部3年次生 東郷 祥大 フランスのオルレアン大学に留学している東郷祥大です。フランスに来て早くも2か月が経ちました。こっちに来たころはまだ暖かかったのに、今では少し寒くなりました。最近はあまり天候に恵まれておらず、曇っていたり、雨が降ったりの毎日です。そうかと思うと、先週あんなに寒かったのに、今週は暖かかったなという週があったりと、気温の変化が激しいです。 CIMG0315.jpg 文学部のキャンパス 次に学校生活です。クラス分けのテストによって分けられた4つのクラス(上からDSF、DAF、DEF、DPF)のうち、私はDAFのクラスに入り勉強しています。このクラスは、フランスに住んでいる人や何年もフランス語を勉強していて、流暢に話せる人ばかりで、すごくアウェーな感じで授業を受けています。授業は先生が指名する形ではなく、みんなで話し合いながらの授業がほとんどなので、みんなの話すスピードについていけず、なかなか輪に入れません。話す以前に単語がわからないので、内容などを理解するのに苦しんでいます。かろうじて発言できるのは、文法の授業の時くらいです。少しずつでも発言できるように、これから頑張っていきたいと思います。 そして、毎日の宿題はそこまで多いわけではないですが、かなり難しいです。できるだけ授業の後で図書館に行って、わからないことを日本語学科のフランス人に聞くようにしています。ただ、そのフランス人でも相当難しいらしく、最後には「わからなくても大丈夫、これはすごい難しいから。」と言ってくれるこの言葉に少し安心し、またこの言葉が励みにもなっています。正直言うと、できない自分が情けなくて、本当にこのクラスが自分に合っているのか、それとも変えたほうがいいのか何度も迷いました。でもやっぱり単位より経験を大事にするほうがいいと思い、今学期はこのクラスでやり抜くことに決めました。また悩みがあったらフェイスブックで呟くのでアドバイスしてください。 また、ただ授業を聞いているだけでは成長しないので、日本語の書き方を教えるボランティアグループに入れてもらいました。今年の留学生十数人くらいの大人数に対して生徒が4、5人くらいなので、1か月に2回くらいしか担当できませんが、自分には良い経験なので、続けていきたいです。平仮名やカタカナ、時には簡単な漢字を教える他に、おにぎり作ったり、折り紙を折ったりするイベントもあります。まだイベントには参加していませんが、11月中に一度参加することになっているので、また次の機会にでも記事を載せられたら良いなと思います。 最後に、これからはもっと単語の勉強をして、クラスメートの輪の中に入っていけるように努力します。まだ旅行もしていないし、フランスの食べ物もそんなに食べていないので、冬休みにはフランスの都市や他のヨーロッパの国にも行きたいです。 CIMG0291.jpg 留学生のイベントで行ったシャンボール城 CIMG0269.jpg ケーキショップのショーケース