スンミョン女子大学~韓国

法学部4年次生 山本 佳奈 こんにちは。スンミョン女子大学に留学している山本佳奈です。韓国に来てもうすぐ2ヶ月が経とうとしています。 Kana with a friend 本人右 今回は「留学には何事も備えが必要」という話をしたいと思います。 今年の9月から留学を開始したメンバーの合い言葉が「Trouble is welcome」です。どんなことがあっても、全ては自分の経験となり、いつの日かその経験が役に立つ日が来るから何事も前向きに捉えようというのがこの合い言葉の趣旨です。 私は韓国に到着後約10日目に携帯をルームメイトに壊され、電話やLINEなどの連絡手段が無くなりました。幸い、パソコンを持って来ていたので、Skypeやメールをすることができたので大きな問題にはなりませんでした。でも友達との連絡手段がFacebookに限られ、まだいつでも連絡が取れる状態ではありません。だから、他国の友達と遊ぶ約束をするとき、通常は連絡先を交換しますよね。そのときいつも「ごめん」と言わなければいけないこと、いざといときすぐに電話ができないことが、私にはストレスでした。日本では携帯が壊れても替わりの携帯を借りたり、公衆電話を使うという方法があります。ですが言葉がわからない外国で公衆電話を使う勇気は私にはありませんでした。また、韓国は日本よりも携帯が普及しているので、簡単に公衆電話を見つけることができません。私のこのような経験から、携帯にも保険を掛けたり、携帯の中のデータをコピーしておくなどの対策をお勧めします。私の携帯の場合、壊れ方が激しかったため、初期化が必要となり、今まで保存していたデータが全て無くなりました。どんなことが起こってもいいように準備しておくのが海外で生活する鉄則だということだと思い知りました。皆さんはしっかり準備してくださいね。 さて暗い話はやめて、楽しい話もしておきます。 韓国では10月にソウルで大規模な花火大会があります。今年はカナダ・日本・中国・韓国で作られた花火が各国20分間ずつ打ち上げられました。花火の形や色、大きさなど国によって違いがあります。韓国人の友達に言われて気づいたことが、日本の花火は赤が多く使われているということです。このような小さなところにも国の違いを発見することができて面白いです。 Kana fireworks 日本に住んでいては気づかないことを海外に住むことでたくさん見つけることができると同時に、日本と同じ物を見たり食べたりすると、日本は凄いと感じることもあります。私は大学の近くにあるうどん屋さんが大好きです。韓国では日本食が人気で、回転寿司や日本食を出している店がたくさんあります。日本で日本食を食べたことのある韓国人の話では、こちらの店は美味しくないところが多いそうです。でも、この店は私が食べても美味しく、辛い物が多い韓国ではありがたいです。ただ、冷たいうどんと一緒にすだちではなくレモンが出てきたり、漬け物にたくあんとキムチが出てくるのは韓国ならではです。食文化の違いですね。 Kana udon 日々色々ありますが、残りの留学生活もたくさんの思い出を作り、日本に帰りたいと思います。