Hello from the U.S.!~ミシシッピ大学

国際学部4年次生 林 友理恵 いよいよ、私の留学生活も終わりを迎えました。授業があった期間は毎日が地獄のように長く感じましたが、今振り返るとあっという間だったなあと思います。 Yurie NY NYで この一年で私は多くのことを学べたと思います。この留学は、自分と向き合う良い機会でしたし、もちろん語学的にもずいぶん上達しました。 日本にいる時は一人で暮らしでしたが、2時間30分で実家に帰ることができる環境にいたため、今思えば甘え放題の生活でした。しかし、アメリカと日本では「あー、さみしよー、実家帰ろ。」では話がすみません。というか、すむはずがありません。親と完全に離れ離れになり、このご時世、様々な方法でリアルタイムで親と話すことができるとは言っても、実際に日本を離れてみて、私はまだまだ未熟者だと感じると共に、親への深い感謝を感じました。どんなことがあっても、やはり自分の味方でいてくれるのは家族ですね。 Yurie friends 留学生と一緒に(本人右から2人目) また、この留学を通して、自分がいかに弱いかを実感しました。人間はみんな弱い生き物です。でもその弱さと向き合い、克服しようとするには勇気がいります。日本語が通用しない環境で、それと戦うにはさらに勇気が入ります。私の弱点はまだ完全には克服し切れていませんが、自分の欠点を知ることができて、本当に良かったと思います。 最後に語学力。日本の英語学習では主に文法、作文、単語を重点にしていますが、アメリカで私たちの能力は3割くらいしか通用しません。"自由の国アメリカ"と呼ばれるだけに、誰もが私の、あなたの、それぞれの意見を待ち望んでいます。人間みんな違っていいんです。授業では自分が何をどう感じているのか、自国ではどうなのかなど、たくさんの意見を求められます。自信がなくても、とりあえず自分の意見を発表する。そんな体当たりのような毎日の練習が、私の語学力、発言力を伸ばしてくれました。 Yurie classmates2 英語プログラムのクラスメートたちと(本人後列左から4人目) 海外留学には、日本にとどまっていては学べない隠し味があります。もし少しでも海外に興味がある、英語が好き、たくさんの人達と出会うのが好き、というのであれば、ぜひ挑戦してみてください。留学は決して甘いものではありません。もちろん苦い経験 もたくさんするでしょう。でも絶対に後悔をすることはないと思います。勇気を出して、日本から一歩踏み出してみませんか。