フランス生活~オルレアン大学
こんにちは。外国語学部2年次生の中山愛梨です。今、私はフランスのオルレアン大学に1年間の留学中です。オルレアン大学はとても大きく、大学を取り囲むように駅が3つあります。また大学構内には、湖がありアヒルや白鳥が優雅に泳いでいます。その近くには、学食がいくつもあり、3€で前菜・メイン・チーズ・デザートを食べることができます。
フランスに来た当時、私は全くと言っていいほどフランス語が話せませんでした。話す以前に相手の話すスピードが早いと感じ、聞き取ることすら難しかったです。9月頃の授業では先生が話すことを聞くだけで精一杯でした。先生は、ゆっくり話すことなく、普通に話します。また、辞書を使うことがあまりできず、わからない単語があったときは先生が説明するか、その単語を知っている生徒が他の生徒に説明して理解していきます。先生と会話しながら進めていく授業がほとんどです。クラスメイトと話すときは、フランス語で話すため英語はほとんどと言っていいほど使いません。私は、授業が終わってから図書館に行くのですが、そこではオルレアン大学の日本語学科の学生がよく勉強しているため、わからないことがあれば教えてもらうことができます。日本語学科の学生から質問されることもあり、改めて日本語を考えることができます。
フランス語クラスのクラスメイトと日本語学科の学生たちと(本人2列目右から2人目)
私は、今月フランスのクリスマスを体験しました。クリスマスマーケットはドイツで有名ですが、フランスにもクリスマスマーケットがあります。11月の下旬からクリスマスの前日くらいまで催されています。私の住んでいるオルレアンの町でも中心部で開かれていました。シャンゼリゼ通りのクリスマスマーケットは大きく、白と青のイルミネーションで統一され、とてもきれいでいつもたくさんの人で賑わっています。ストラスブールでは、ドイツが近いということもあり、ドイツの町並みに似ている部分があり、クリスマスマーケットもフランスの地域の中では、一番きれいだと思いました。また、フランスでは、日本と違い、クリスマスは家族で過ごします。私は、知り合いの家にお邪魔し、クリスマスを一緒に過ごしました。クリスマスツリーはきれいに飾られ、その下にはプレゼントが置かれます。みんなで話しながらクリスマスディナーを食べるのですが、とても時間が長いです。クリスマスパーティーは12月24日の20時くらいから始まったのですが、23時半くらいまで食事をし、日が変わり12月25日になったらクリスマスプレゼントをみんなの前で開けます。クリスマスプレゼントを貰ったら、みんなにお礼を言いに回ります。そのあと、デザートを食べ、また話をし、1時頃にパーティが終わりました。とても楽しい時間を過ごすことができました。
留学期間も残り半分となりますが、学校もプライベートでも貴重な体験をたくさんしていこうと思います。