From Ole Miss with Love~ミシシッピ大学

外国語学部4年次生 中津 和之   「あ~、今日も幸せ~!」毎日朝起きて、寮のバルコニーにあるロッキング・チェアに腰掛け、モーニングコーヒーを飲みながら言う僕の台詞です。今、まさにいつかの映画で観たようなアメリカ生活を送っています。  さて、皆さん、初めまして。僕は外国語学部英語学科4年次生の中津 和之と言います。僕は今、大阪学院大学と提携しているミシシッピ大学に1セメスターの留学をしています。このブログをご覧になっている皆さんは、英語や海外に興味がある人、中には「自分を変えてみたいけど、なかなか勇気が・・・」なんて人もいるのではないでしょうか?これからお話する僕の体験談が皆さんの海外留学の扉を開くきっかけになれば幸いです。 ミシシッピ大学ってどんな大学なん?   人の良さ、フットボール、パーティー、この3つが特色の大学です。  まず、キャンパスを歩いていると色んな人とすれ違いますが、その際にみんな”What’s up?”、”How’s it going?” と挨拶してくれますし、こちらから挨拶しても笑顔で返してくれます。また僕の英語クラスの先生方は、先生というよりむしろ友人のように接してくれ、先生と学生の距離が日本と全然違うなと感じています。  次に、Ole Miss(オール・ミス)という別名で知られるミシシッピ大学は、9月から11月にかけてのフットボールの季節には皆が一致団結して大学のフットボールチームを応援します。ホームゲームの日には、朝からキャンパス内で大規模な野外パーティーが行われ、その後キャンパス内の最新設備のあるフットボールスタジアムでOle Missチームを応援します。その盛り上がり(時にフーリガンのような・・・)は、ここでは伝え切れないほど熱狂的です。是非皆さんの目でこれを見てほしいなと思います。  そして、ミシシッピ大学はかつて全米1位のパーティー・カレッジにランクインしたほど、パーティーの多い大学です。各々で好き嫌いがあると思いますが、個人的にパーティーは普段会話したことない人達と英語で話す絶好の機会だと思っています。実際に、僕はパーティーで色んな人と話す機会と、たくさんの友人を得ました。もし皆さんがミシシッピ大学に留学する機会を得たなら、勉強を頑張るだけでなく、こういったミシシッピ大学の楽しいところも体験すべきだと思います。 アメリカで生活するって、やっぱりちょっと不安やわ・・・   そんなあなた、全く心配いりません。実は僕自身、今回の留学が人生で初めての海外経験で、一昨日まで10セントと5セントを勘違いし使っていたほど、何もわからず渡米しました。どうして心配いらないかというと、3つの単純な理由があります。  1つ目は、ここでは大学の先生方や友人が何でも教えてくれます。通りがかりの人ですら、尋ねると何でも教えてくれます。なぜなら、これがミシシッピの人々の特長だからです。  2つ目に、大学の近くにあるWALMARTという大型スーパーマーケットでなんでも買えるので(しかも安い!!)、日常生活品で困る事はありません。  3つ目に、日本と大して変わりがないということ。これはあくまで僕の個人的感想ですが、言葉の壁や文化の違い、はたまたカルチャー・ショックなどの困難は多少あれども、僕はミシシッピで疎外感や劣等感、そして大きな違いはあまり感じていません。 どうやったらうまくやっていけるんかな・・・   留学を実りあるものにするためには、以下の3つが大切だと僕は思います。  まず、できる限りたくさんの友達を作ること。できる限り寮の外に出て英語に触れる事。最後に、日本人同士で固まって行動するのではなく、自分ひとりで行動する事。実際、僕は大学に到着した次の日に友達ができ、早い段階から充実した日々を送ることができました。その友人と仲良くなったきっかけは、僕が声を掛けたことでした。その時、アメリカでは何事もどうしようかとためらうのではなく、自分から一歩前に踏み出せば、素晴らしい結果がついてくるのだなと感じました。  最後に、皆さんが今もし英語を勉強したい、留学をしてみたい、また「自分を変えたい!」とか「今自分は何をしたらいいのかわからない・・・」と思っているなら、僕は皆さんに強く留学をお勧めします。なぜなら、あなたの探しているものを、留学を通してきっと見つけることができると思うからです。そして、ここミシシッピ大学はそんな皆さんを暖かいサザンホスピタリティー(アメリカ南部に残る暖かい伝統文化)でおもてなししてくれます。皆さんの大学生活を日本だけで終わらせてしまうのか、それとも広い視野を持って新たな航海に旅立つかはあなた次第です。 Kazu1resize.jpg Kazu2resize.jpg