教員紹介

髙須 教夫Takasu,Norio

商学研究科 教授
担当科目
財務諸表論研究【研究指導担当】
財務諸表論特殊研究【研究指導担当】
E-mail
norio.takasu@ogu.ac.jp

略歴

学歴・取得学位

神戸大学 経営学部 会計学科 卒業(経営学士)
神戸大学大学院 経営学研究科 会計学専攻 博士前期課程 修了(経営学修士)
神戸大学大学院 経営学研究科 会計学専攻 博士後期課程 単位取得満期退学
博士(経営学)(神戸大学)

主な職歴

広島経済大学 経済学部 助手
広島経済大学 経済学部 専任講師
近畿大学 商経学部 専任講師
近畿大学 商経学部 助教授
近畿大学 商経学部 教授
神戸商科大学 商経学部 教授
兵庫県立大学 経営学部 教授
兵庫県立大学大学院 会計研究科 教授
兵庫県立大学大学院 会計研究科長
兵庫県立大学大学院 会計研究科 特命教授
兵庫県立大学 名誉教授
大阪学院大学 商学部 教授

所属学会

日本会計研究学会(評議員 2006年~2015年)
日本会計史学会(会長 2011年~2013年)
国際会計研究学会
日本簿記学会(副会長 2005年~2008年)
日本経済会計学会
財務会計研究学会(副会長 2007年~2011年)

研究課題

連結財務諸表に関する歴史的研究
会計方法選択に関する理論的研究
会計基準設定に関する制度的研究

主な研究業績(著書・論文等)

『アメリカ連結会計論』 森山書店 1992.05
『アメリカ現代会計成立史論』(共著) 神戸大学経済経営研究所 1993.09
『連結会計論―アメリカ連結会計発達史―』 森山書店 1996.07
『会計とイメージ』(共著) 神戸大学経済経営研究所 1998.03
"Financial Reporting by Foreign Companies in Japan" Choi,F.D.S. and Hiramatsu,K.(eds.),Accounting and Financial Reporting in Japan, Current Issues and Future Prospects in a World Economy, Van Nostrand Reinhold (UK) Co.Ltd,pp.130-142 1987
「棚卸資産原価配分方法の選択基準に関する一考察」 中野勲編著『会計情報システムと人間行動』 神戸大学経済経営研究所197-215頁 1989.01
「FASB概念フレームワークにおける計算モデル」 会計フロンティア研究会編『財務会計のフロンティア』中央経済社 53-64頁 1993.11
「アメリカ会計の動向-FASB概念フレームワークにおける利益観をめぐる展開-」 黒田全紀先生還暦記念論文集編集委員会編『会計の国際的動向』同文舘出版 39-52頁 1997.01
「連結財務諸表をめぐるイメージの錯綜と連結会計基準の再検討」 『国際会計研究学会年報 (1997年度)』35-52頁 1998.03
「FASB概念フレームワークにおける利益概念の錯綜-包括利益と稼得利益-」 山地秀俊編著『原価主義と時価主義』神戸大学経済経営研究所 243-260頁 1998.08
「FASB概念フレームワークにみる『計算』と『情報』」 興津裕康編著『財務会計システムの研究』税務経理協会 137-148頁 1999.08
「国際的財務報告における諸問題-金融子会社の連結問題について-」 津守常弘教授還暦・退官記念著作編集委員会編『現代会計の国際的動向と展望』九州大学出版会 245-257頁 1999.09
「連結情報のディスクロージャー-部分時価評価法と全面時価評価法-」 『現代ディスクロージャー研究』第1号 13-19頁 2000.06
「FASB概念フレームワークをめぐる最近の動向」 『会計プログレス』第1号 62- 71頁 2000.09
「公会計システムへの『企業会計的手法』の導入をめぐる問題」 『地方自治研究』第18巻第1号 36-48頁 2003.03
「FASBの会計フレームワーク-SFAC第7号の今日的意味-」 土方久編著『近代会計と複式簿記』税務経理協会 128-141頁 2003.04
「資産負債アプローチの二類型-理論モデルと実務モデル-」 『産業経理』 第65巻第3号 19-28頁 2005.10
「FASB概念フレームワーク・プロジェクトの今日的到達点-包括利益と稼得利益-」 戸田博之・興津裕康・中野常男編著『20世紀におけるわが国会計学研究の軌跡』白桃書房 274-292頁 2005.11
「『質問票調査』の分析結果 3-3 クロス分析」 中野常男編著『複式簿記の構造と機能-過去・現在・未来-』同文舘出版 102-126頁 2007.11
「利益計算の諸類型-取得原価主義会計・公正価値会計・併存会計-」 『會計』第175巻第5号 1-9頁 2009.05
「複式簿記とキャッシュ・フロー計算書―因果的簿記と分類的簿記―」 『日本簿記学会年報』第26号 37-47頁 2011.07
「意思決定有用性アプローチの確立と概念フレームワークの形成―アメリカにおける会計規制の観点から―」 千葉準一・中野常男編著『会計と会計学の歴史』中央経済社 373-409頁 2012.04
「会計機能の変遷と複式簿記の変容」 『財務会計研究』第6号 1-18頁 2012.04
「企業結合会計論の計算構造」 北村敬子・新田忠誓・柴健次編著『企業会計の計算構造』中央経済社 315-350頁 2012.10
「会計観の転換と複式簿記」 藤井秀樹編著『国際財務報告の基礎概念』中央経済社 45-64頁 2014.01
"Conflict in Fair Value Accounting-The Spell of Realization Principle-" Watanabe, I.(ed.), Fair Value Accounting in Historical Perspective, Moriyama Shoten, pp.85-105 2014.02
「概念フレームワークをめぐるFASBとIASBの相剋」 国際会計研究学会研究グループ『IFRSの概念フレームワークについて〔最終報告〕』国際会計研究学会36-42頁 2016.08
「財務諸表の構成要素の認識」 岩崎勇編著『IASBの概念フレームワーク』税務経理協会 119-133頁 2019.05
「概念フレームワークをめぐるIASBとFASBの相互関係」 日本会計史学会スタディ・グループ『FASB及びIASBの概念フレームワークについての歴史的考察〔最終報告〕』日本会計史学会 5-22頁 2019.10
「因果的複式簿記と分類的複式簿記―収益費用アプローチから資産負債アプローチへの会計観の変更の観点から―」 岩崎勇編著『AI時代に複式簿記は終焉するか』税務経理協会 47-67頁 2021.02

主な社会的活動等

公認会計士試験委員(2006年~2008年)
税理士試験委員(2012年~2014年)
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