稲田ゼミ生がカードゲーム&ワークを通して「SDGs×地方創生」を学ぶ(2024年度)
稲田ゼミの目的
「SDGs×地方創生」について、稲田ゼミではSDGs de 地方創生カードゲームを通して、ワークショップを例年行っています。SDGsの対象として地域(まち)を想定し、どのように個人が行動すれば持続可能な地域(まち)になるのかを、ゲームを通して体感的に学習します。
SDGs de 地方創生カードゲーム
(現実にある行政・企業・NPOなどの)各プレイヤーが個人目標を達成するとともに、お金と時間と資源を使って、人口、経済・環境・社会に影響を与える様々なプロジェクトを実行し、持続可能な地域(まち)を目指しますものです。各プレイヤーが個人目標の中でどのように行動するかによって、その地域(まち)が持続するのか、衰退するのかが決まるシミュレーションゲームです。
各ゼミの様子
1年次ゼミの様子(ゼミナールⅠA実施日:2024年6月29日)



2年次ゼミの様子(ゼミナールⅡA実施日:2024年6月15日)



3年次ゼミの様子(ゼミナールⅢA実施日:2024年6月1日)



総括:ゲームの結果
最初は話しやすいメンバーだけでコミュニケーションをとっていたゼミ生も、最後は(各学年とも)全員がまとまって行動し、深くコミュニケーションできていたことが良かったです。ゼミナールⅢA(3年次)で各個人目標の達成、スタート時点より持続可能な地域(まち)を作り上げることができました!ゲームの結果として目標に達成しなかったゼミもありますが、むしろ振り返りでの学習が大切です。
ワークショップでの学習と振り返り
ワークショップでは、学生からの行動の振り返りとSDGsに必要なマネジメントの考え方とそれをうまく活用した企業の取り組みケースをしています。


ゼミ生の感想では「SDGsや地域・まちづくりに関心が持てた」、「今後、SDGsの視点を持って身近なことから行動していきたい」、「もう一度してリベンジして結果を出したい」などの回答がありました。
ホスピタリティ業界は、その周辺の地域との連携が重要です。そこから価値を生み出せる可能性もあります。日本は人口減少に直面し地域の衰退が進んでいく中で、若い世代にとって将来に必要になるマネジメントについて理解し、この体験学習が持続可能な社会や地域をつくるヒントになってほしいと心から願っています。