稲田ゼミⅣの卒業研究の取り組み(2021年度)
稲田ゼミⅣ(4年次)では個別研究の集大成として、卒業研究の発表会を行っています。その際、教員の指導・アドバイスだけでなく、マーケティングに携わる実務家の方より研究発表に対して直接コメントを頂き、質疑応答を通して交流をはかっています。また、後輩である3年次生がその発表を聴いて質問し、学習することも目的としています。研究内容の質や発表レベルの向上をはかるうえで貴重な機会となっています。2021年度の卒業研究発表会は対面で開催することができました。〔2021年1月13・20・22日〕
「オンラインレッスンの現状と課題 ~なぜ今オンラインレッスンが注目されているのか~」
萩原 康貴
「ラジオ業界の衰退とこれから」
山邊 雄斗
「動画配信サービス(VOD)の優位性について ~従来のレンタルビデオサービスとの比較~」
吉本 伊吹
コロナ禍におけるホテル産業
宮川 大輝
岩見銀山の観光戦略
浅野 まどか
「"ユネスコ食文化創造都市" 山形県鶴岡市のガストロノミー戦略」
丸山 東偉
HIC主催の研究発表会での発表【発表会場3第5報告】(2021年12月20日)」
「食品ロスの活用方法 ~コンポストの現状と課題~」
岩井 優真
「LGBTに対する理解と対応 ~LGBTに寛容な社会のために~」
相澤 圭吾
「無印良品の商品開発」
石黒 美優
「大学生のカメラ・SNSにおける利用実態の特徴」
塩見 大地・藤田 幸成
「小売業の店舗とオンラインの融合について ~小売業の今後を考える~」
表 美紗季
研究会風景&研究会を終えて...
稲田賢次准教授のコメント
必要なデータ・資料を揃え、論理的に説明することは相当な努力を伴いますが、最後まであきらめずに全員が卒業研究にチャレンジしてやり遂げたことが、何よりも良かったと思います。対面&ZOOMによるハイブリッドな指導・アドバイスと議論を重ね、データ・資料を幅広く調べ、中には実際にアンケート調査を行うなどオリジナリティを高め、深く研究内容を積み重ねて努力した点が評価できます。研究テーマがバラエティ豊かになったことも稲田ゼミらしい卒業研究になっており、ゲストコメンテーターの方からも年々レベルが高くなっているというコメントを頂きました。後輩のゼミ生にも研究発表を通じて、立派な「背中を見せる」役割も果たしてくれました。論理的に考える、客観的に証明する、さらに深く追究することは簡単ではありませんが、積極的に挑戦し、努力を重ねてきたことで確実にレベルアップし、成長を確信しています。その取り組みと経験には自信を持ってほしいと考えています。この経験は今後の人生に必ず活きます。最後に、ゲストコメンテーターの方々には、いつも貴重なアドバイスやコメントをいただき、心より感謝申し上げます。