草野ゼミでは毎年、この時期に授業を浜屋敷(吹田歴史文化まちづくりセンター)で行っていますが、今年は髙田ゼミも一緒に総勢約20名で行いました。〔11月14日(月)〕

浜屋敷は江戸時代吹田村の旧庄屋屋敷です。吹田市がこの古民家の寄贈を受け 2003年6月、吹田歴史文化まちづくりセンターとして生まれ変わりました。このあたり一帯が吹田の発祥の地と言えます。ボランティアの方から施設内の説明をしていただきましたが、参加した人からは、「だんじり」が神社のミニチュア版だという説明やその装飾のクオリティの高さに関心が寄せられていました。「ねずみ返し」「へっつい」などのむかしの生活の知恵も興味深かったようです。

また、当日はこの施設を運営するNPO法人の理事の方から吹田村の歴史、NPO法人の活動内容などをお伺いし、理事長様からもぜひ学生のボランティア活動への参加を期待している旨のお話もありました。これらに対して、学生の皆さんの感想文では是非機会があれば参加してみたいという積極的なコメントもあり、今後に結び付けていきたいと考えています。NPO法人の理事の方からは商店街の方たちが中心となって組織されている「JR 吹田駅周辺まちづくり協議会」のご紹介もいただいたことから、大学と地域の連携も視野にさらに活動を広げ、吹田の街との交流を大切にしていきたいと考えています。

浜屋敷は年間数日の休館日がありますが、そのほかは9時～22時まで入場無料で開館しています。他の学部、学科の皆さんも是非一度、気軽に「浜屋敷」を訪れてみてください。