経営学部 ホスピタリティ経営学科

稲田ゼミⅣの卒業研究発表の取り組み(2020年度)

稲田ゼミⅢ(3年次)ではグループ研究を行い、その成果を毎年対外的に発表しています。2021年度は、HIC主催の研究発表会(Zoom)で発表しました。〔2021年12月20日〕

研究テーマはマーケティングやブランドの視点を通して、ゼミ生が最も興味・関心のある分野や領域から、グループで問題意識・研究テーマ・目的を設定し、データや資料を集め、分析・考察し、構成を立てて結論や課題・展望まで作成し、発表しています(スライドを一部抜粋)。2021年度は時代を反映した内容になりました。

稲田ゼミⅢ 研究発表

「コロナ禍の化粧品に関する考察①企業編 化粧品業界はどう変わったのか」

川北 陽菜・藤原 美緒・本村 里菜

発表の様子

「コロナ禍の化粧品に関する考察①消費者編 大学生の化粧品への意識・使用に関するアンケート調査」

山本 幸佳・大野 里佳子・大島 昂士

発表の様子

「SDGsにおけるエアークローゼットのビジネスモデル」

西田優希 福村莉菜

発表の様子

「テーマパークのSNSマーケティング―USJの新アトラクションとプロモーション効果―」

岡田 高幸・土谷 未奈

発表の様子

稲田賢次准教授のコメント
必要なデータ・資料を揃え、しっかりした研究内容を作り説明することは相当な努力を伴いますが、コロナ禍の制限された環境の中で最後まであきらめずに努力し、やり遂げることができたのは良かったと思います。2021年度の稲田ゼミ3回生のグループ研究で良かった点について、①テーマの深掘り:化粧品、アパレル、テーマパークという題材の切り口としてテーマをさらに深掘りできたところが評価できます。それぞれ「コロナ×化粧品企業の動向」、「コロナ×化粧品消費の実態」、「アパレル×SDGs」、「テーマパーク×SNS」から発想し、テーマを深く掘り下げることができました。②アプローチと資料・データの解析:関係資料を最新データ、企業のオリジナルデータ、著書等から考察しました。特に化粧品の消費者編については大学生の実態として約100名のアンケートをとって実証を試みました。資料を紹介するだけでなく、そこからどのような意味が見いだせるのか等を考察する過程で学習できました。③チームワーク:回を重ねるにつれて、コミュニケーションをしっかりと重ねつつ役割分担や「自分ごと化」がすすみ、グループのチームワークが進化している点が良かったと思います。もちろん改善点や課題もありましたが、その点は4年次の卒業研究でレベルアップをはかってほしいと願っています。

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