経営学部 ホスピタリティ経営学科

フィリップス・ジャパンによるオンラインAED講習会 開催報告

社会連携活動の一環として、株式会社フィリップス・ジャパンにご協力いただき、経営学部ホスピタリティ経営学科の2年次生合同ゼミナールにおいて、オンラインAED講習会を開催しました。〔2020年11月9日(月)〕
開催の背景、目的として、本学の建学の精神の「教育と学術の研究を通じ、広く一般社会に貢献し、且つ人類の福祉と平和に寄与する視野の広い実践的な人材の育成」に沿った学習内容であることに加え、北大阪健康医療都市(愛称:健都)に隣接する教育機関として、進行する健康・医療のまちづくりに貢献するため、同社の健都への取り組み「Heart safe cityプロジェクト」に賛同し、開催に至りました。このプロジェクトは、AED(自動体外式除細動器)の適正配置、ファーストレスポンダー(救急隊に引き継ぐまで適切に応急手当ができる救護者)の育成サポートおよび行政・自治体・地域企業などとの体制づくりを推進し、健都における「心肺停止からの社会復帰率"世界一"の実現」を目指す取り組みです。
また、同学科では、ホスピタリティ業界のリーダーに必要な学問的知識の修得と実践的経験を通じて人格陶冶のなされた人格の育成を目指しており、本講習会での知識を「おもてなし」の一つとして捉え、緊急時に迅速な応急処置が行える人材を育成しています。
学生は、講習会のテーマである「救命救急学習を通じて生命と行動の大切さを学ぶ」と題したビデオ学習を通じて、AEDの使用方法およびファーストレスポンダーの役割と、適切な応急手当ての手順について学びました。また、同社が健都内に設置している「SOSボタン」をAEDが必要な場面に遭遇した際に押すことで、周辺にいる人のスマートフォンにインストールされた「MySOS」アプリに、その情報が一斉に通知され、心肺機能停止傷病者に速やかに一次救命処置を行うことができるシステムについてレクチャーを受けるなど、健康や医療に関する画期的な取り組みを学ぶことができました。
講習会を終えた学生からは、「自分の行動ひとつが、その人の今後の人生を左右するかもしれないので、しっかり知識を身につけなければならないと思いました」、「改めて、勇気を持って行動することの大切さを感じることが出来ました」などの感想が寄せられました。
本学は、健都に隣接する教育機関として、同社との連携によりファーストレスポンダーの育成等に取り組むことで、キャンパス近隣で進行する健康・医療のまちづくりに貢献していきます。

【Heart safe city プロジェクト】
AEDを中心として、行政、病院、企業、地域が手を組み、街がひとつの救急チームとなって命を救うことができるまちづくり

  • ■AEDの適正配置をデザインするソリューション

  • ■AEDのネットワークが命の見守り役となる

※引用:株式会社フィリップス・ジャパン ニュースセンター/日本
心肺停止からの社会復帰率、世界一へ。大阪「健都」でHeart safe cityが始動!(2019.7.15)

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