「広告デザイン」の授業では、広告デザインの基礎的な理論（色の使い方やターゲット客層の細分化など）を学びながら、Adobe IllustratorとAdobe Photoshopというコンピューターグラフィックソフトの使い方も学びます。さらに、習得した知識を生かした「PBL教育」を導入しています。※「PBL」とは、「Project/ Problem Based Learning」の頭文字を取った言葉で、学生が主体的に課題解決に取り組む学習法です。
   目標を設定し、達成に向けて主体的に行動することで、講義や書物から得た知識を課題の解決に役立てられる実践的な機会を得られます。今年は2つの依頼を受けました。

1つ目の依頼者は、大学近くにあるカフェ「Cafe & Bar cross B」店長の野村沙霧さん（本学経営学部卒）です。学生たちが実際にカフェを訪れ、メニューの試食をしながらカフェの特徴やターゲット客層について話を聞き、お店を紹介するチラシをデザインしました。

• 
  Cafe & Bar cross Bの野村沙霧さん

2つ目の依頼者は、3年連続となるアカペラヴォーカルグループ「clearance」です。clearanceが担当するラジオ番組のホームページヘッダーのデザイン依頼を受けました。メンバーの国代哲さん（本学経済学部卒）と三浦理恵さん（本学外国語学部卒）が授業を訪問し、活動内容を紹介してくれました。

授業最終日に、両プロジェクトの作品を並べ、依頼者の評価を聞いた後、Best作品が選ばれました。

依頼者と受講生の皆さん