「私の留学: 最初の一歩」~和田 穂乃果(フォンティス応用科学大学)
外国語学部2年次生 和田 穂乃果
オランダに来て1週間が経とうとしています。私は少しでも早く慣れるためにオリエンテーションの5日前にオランダに来ました。とは言え、まだ寮が開いていなかったのでアムステルダムで3泊、フェンロで1泊しました。その間、アムステルダム、フェンロに旅行で遊びにきていた先輩と一緒に観光したりしていました。色々と案内していだだいて心強かったです。先輩だけでなく移動する際に、たくさんのオランダの人たちに助けてもらいました。具体的には、階段でスーツケースを持ち上げられなかった時や駅のホームに着いたけれど、どれがフェンロ行きの電車か分からず迷っていた時に、「どうしましたか」と声をかけてくれました。そのおかげでフェンロに無事着くことができました。
フェンロに着くとバディが出迎えてくれました。メッセンジャーで何度かやりとりをしていましたが、実際会って話してみるととても喋るのが早く驚きました。その早さに圧倒され、うまく言葉が出てきませんでした。
そして日が変わり、ようやく寮に入る日が来ました。寮に着くなりスーツケースの荷物を出し、長い間自分の部屋にこもり準備していました。すると部屋の外からルームメイトたちの声が聞こえました。彼らの英語はとても流暢で話すスピード早く、うまく英語を話すことができない私は再び圧倒されました。部屋の中でうまく話せないことに焦り、パニックになりました。そんな中1人のルームメイトが私の部屋をノックしてくれ、部屋の前にはルームメイトたちが立っていました。そこで軽く顔合わせをし、名前を教えあって部屋に戻りました。私以外はみんなヨーロッパ出身で私1人だけがアジア人だけなので、1人取り残された気持ちになりました。私はますます話すことが臆病になってしまいました。彼らは英語が流暢だから、うまく話せない私なんかバカにされるだろう、と被害妄想が始まってしまいました。そして、オリエンテーションの際もアジア圏の学生とばかり一緒にいることになってしまいました。
そんな私のこれからの目標は、英語の流暢さや出身の地域に関係なく様々人と積極的に話すことです。