「私の留学:最初の一歩」~古川 珠綺(大連工業大学)
国際学部3年次生 古川 珠綺
初めまして。只今大連工業大学に留学している国際学部3年次生の古川珠綺です。私は、9月4日に大連工業大学に到着する予定でしたが、台風21号の影響で関西空港から飛行機が飛ばなくなってしまい、急遽9月12日の広島発に変更しました。そして、9月12日に無事に大連に到着し、大連工業大学の先生と日本語を独学で勉強している大連工業大学の学生が来てくれ、無事に大連工業大学にも到着出来ました。思いもしなかったハプニングでしたが、結果的に到着することが出来きて良かったです。
授業は、その次の日からスタートしました。しかし、私は、遅れて来たので自分のレベルに合ったクラスが分からなく特別に5日間ほど、色々なクラスに仮参加しました。今のクラスには、韓国人、ロシア人、カザフスタン人、南アフリカ人、など本当にさまざまな国から来ている学生たちがいます。そんな中で日本人は私一人だけなので、初めの頃、友達が出来るかどうか心配していました。しかし、ある日、参加した授業で一人の日本人に会いました。その人は大連工業大学の日本語学科の学生に日本語を教えに来ているそうで、自分の授業がない時間に、留学生の授業に参加しているそうです。最近大連に来たばかりだそうですが、中国には約10年間住んでいるので、中国語や、中国についての知識はとても豊富です。そのため、中国や大連についてたくさん教えてもらいました。休みの日には、その人と担当されている授業の学生さんたちとご飯を食べに行きました。その後、日本語を勉強している中国人を集めて講義をするというイベントに来ないと招待してもらったので、バスで大連市内まで行き、イベントに参加しました。残念ながら写真はありませんが、小学生から老人までたくさんの人が参加していました。皆さんとても勤勉な方が多く、自分も頑張らないといけないと感じました。さらに、その日本人の方から「中国人の人達はとても親切な人が多い」と教えてもらいました。確かにその通りだなと私も感じています。例えば、私が道に迷っていると笑顔で私の行きたい場所まで連れて行ってくれたり、困っていると助けてくれる方が本当に多いなと感じています。そして最近、やっと自分のクラスが決まりました。嬉しいことに友達も少しずつ増えてきました。クラスはあえて難しいクラスに決めました。ついていけるように毎日予習をして、頑張りたいと思います。そしてもう一つ嬉しかったことは、2年前に大阪学院大学に留学していた大連工業大学の袁さんと再会出来たことです。久しぶりに会えて、色々な話が出来て本当に楽しかったです。