ドイツ~トリア大学(中村 主哉)

外国語学部4年次生 中村 主哉

こんにちは、ドイツ・トリア大学に留学中の中村主哉です。今回の記事で私の留学生活の報告は最後になります。時が経つのは本当に早いもので、ドイツへ来てもう8ヶ月が過ぎようとしています。残りの期間も3ヶ月となり、時々焦りと名残惜しさを感じながらも楽しい留学生活を過ごしています。

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2ヶ月間あった春休みを利用して、スペインとポルトガルへ旅行しました。留学期間中にスペインに行くのは2度目ですが、今回は観光だけではなくてサッカーの試合観戦が主な目的でした。ヨーロッパでのサッカー観戦は、幼い頃からサッカーと共に人生を歩んできた私にとって、今まで目にしたことのないレベルの高い興奮する試合でした。ポルトガルは金銭的な理由もあり、滞在時間を多くとることができなかったので、ここでポルトガルの魅力を紹介することは難しいのですが、町並みがとても美しく物価も他のヨーロッパの国々に比べて安かったので私にとっては生活しやすい環境でした。 

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長かった春休みも終わりを迎え、夏学期が先週から始まりました。前学期よりもひとつ上のクラスでの授業は、私にとって新しい学びが増えることの期待と、以前よりもレベルの高い授業についていけるかという不安があります。ですが、クラスの学生達の顔ぶれも大幅に変わり、新鮮な気持ちで授業に挑むことができています。授業の回数も前学期に比べて少ないので、ドイツ語能力を向上させていけるように、授業の予習や復習など個人的な学習の時間をより増やしていきたいと考えています。また、空いた時間を利用してタンデム(ドイツ人学生との言語学習)も継続していきます。 

残り3ヵ月となった留学生活も充実させたものにしていきたいです。ヨーロッパに訪れることは、少なくとも学生生活の中では最初で最後の経験だと思うので最高の思い出を作りたいです。私は、イタリアやフランスにも旅行したいですし、ドイツ国内の歴史ある都市を周ってみたいとも考えています。勉強もたくさんして今まで以上にドイツ語を理解できるようにもなりたいです。まだまだやり残したことがある私の留学生活を有益なものにするためにも、残された時間を大切にして、帰国するときには自分に自信を持てるようになりたいです。時間はあっという間に過ぎていく、ということを忘れずに残りの生活を過ごしていきたいと思います。

(2018年4月18日)