ドイツ~バイロイト大学(前田 理央)

外国語学部3年次生 前田 理央

こんにちは。ドイツのバイロイト大学に留学中の前田理央です。僕の住むバイロイトは4月に入ってからとても暖かくなり、昼食や昼過ぎのコーヒーブレイクを外で過ごす人が増えてきました。前回のブログから今回に至るまでに僕は幾つかのヨーロッパの国とドイツ国内の街を旅行しました。日本ではできないたくさんのことを経験することができたのでその中でも特に印象に残っていることをいくつか紹介したいと思います。 

一つ目は人生で初めて日本以外の国で家族以外と新年を迎えたことです。イギリスで年越しをしたのですが、日本とは違って花火があがったり、年が明ける何時間も前から音楽が鳴り響いて街全体が賑わっていました。翌日のニューイヤーイベントでも街中でいろいろな種類のパレードが見られ、僕の経験したことのない新年の迎え方になりました。

Rio 花火.jpg

他にもイギリスでは目的の一つでもあるミンナ先生にも会うことができ、LEIでの一年を終えてから今に至るまでの積もる話をたくさんしました。そこで先生から「LEIの始まった4月からの一年間で僕が一番成長した学生だ」と言ってもらえて嬉しかったことと、もっと意欲的に学びたいという気持ちを持ちました。先生から一年かけてたくさんのことを教わり、また成長した姿で会うことができて本当に良かったです。

Rioイギリス.jpgRioミンナ先生.jpg 

ミンナ先生とLEIの同級生たち

二つ目は、スペインでのトラブル続きの旅です。スペインを訪れるまでにすでにいくつかの国やドイツ国内の街を訪れており、それら全てが何一つ大きな問題もなく終えられていたので、今回も特に大きな心配はしていなかったのですが、英語がほとんど通じず欲しかったチケットを用意してもらえず、やむなく予定を変更したり、バルセロナで携帯を盗まれかけたりと予想外のことがたくさん起きました。そこで改めて知らない土地がいかに危険かということ、日々危機感を持つことの大切さを学ぶことができました。しかしスペイン自体はとても良い国で、一度は見たいと思っていた世界遺産や僕の知らなかった新しいスペインを発見することができて結果的に良い旅になりました。

Rioバルセロナ.jpg バルセロナ

三つ目はチェコのプラハを訪れた際、僕の想像をはるかに超える街の魅力に出会えたことです。正直、実際に訪れるまで、特にチェコのプラハに対して特別な印象はなく、有名な観光地さえ周れればという気持ちでした。しかし街を見たとき、既にいろいろなところを訪れていて見慣れていたはずのヨーロッパの街に大きな感動と衝撃を覚えました。建物の色や形、一つ一つが似ているようで違っていて、観光地を訪れるまでの道中も目で楽しむことができました。もちろん有名な観光地も圧巻で、もしヨーロッパに旅行する人がいればチェコは是非お勧めしたい国です。

Rioプラハdancing house.jpgRioプラハ.jpg

たくさんの国を訪れ、文化に触れることで、新しい経験や自分の中の考えが大きく変わるような体験をすることができます。想像するだけでなく実際に行動し触れてみることの大切さとそれがいかに自分にとって有意義なものなのかを学ぶことができました。残り半年を切ったドイツでの留学生活、引き続き学習面でも努力しながらもっとたくさんの文化に触れ、成長していきたいです。 

(2018年4月11日)