「私の留学:新たな一歩」~永田 大(カリフォルニア州立大学モントレーベイ校)

国際学部3年次生 永田 大 

こんにちは。国際学部 永田大です。カリフォルニア州立大学モントレーベイ校での4か月の留学を終えた今の気持ちを一言で表すなら、「短かった」になります。この一言の中には決してネガティブな気持ちのみがあるわけではありません。たしかにもっと色々なことにチャレンジできたのではというネガティブな気持ちも含まれているのですが、あらゆることに本気で挑んだ4か月の記憶が走馬灯のように頭のなかを駆け巡って、感慨深くて短かったというポジティブな気持ちも含まれています。 

一番私のためになった留学体験はやはり英語力の向上になります。私が取っていた大学のコースはALCPという英語の学習に特化したものだったのですが、こんなに英語を深く学習できるとは思っていませんでした。リーディング、スピーキング、ライティングという3つのスキルを徹底的に学べました。中でも一番効率的な勉強だったのがプレゼンテーションです。なぜならプレゼンテーションをするには、パワーポイントの作成、スクリプトの作成そして実際に実行するという三段階がありますが、実際に人に見られるものになるため、各段階を本気で取り組めます。そして特に実行の段階では、どうしても緊張したり、失敗したりしてしまうので、次回に向けて具体的に勉強が再開できます。とてもいい学習体験でした。また、留学中はプライベートの時間もすべて勉強なので、24時間勉強しているようなものです。基本的に目にする物、話している人、すべてが英語なので、生活するために必死で英語を勉強できました。

この留学中、私は基本的に一人で行動すると来る前から決めていました。なぜなら、私の自主性や具体性を大きく伸ばすためです。そして、結果的に一人を貫いてよかったなと思うことばかりです。第一に、頼れるのは自分だけなので、徹底的に考え抜き実践する癖がつきました。例えば、留学先から故意ではありませんが架空の6,000ドルを請求されたときには、直接英語で事務の方と交渉しました。この経験が私を成長させてくれました。次に友達と目的なく群れることがなくなったので、一人の時間は勉強に充てることができました。一人で行動すると時間が絶対的に増えるので、自分と向き合い集中することができました。

カリフォルニアという日本とはまるっきり違う場所での留学体験で、カルチャーショックやトラブルに巻き込まれながら揉まれて、同時に自分の目標を達成したいという意志に掻き立てられ、4か月奔走してきました。こんなに濃縮された体験をできるのは留学ならではです。もし行こうか迷っている方がいるなら行くことを強く勧めます。必ず充実感を味わうことができます。

この留学で私が成長できたかどうかは、目に見えるもので測れないのでわかりませんが、間違いなく濃い4か月にすることはできました。またいつか留学はしたいですが、これからしばらくは就職活動に専念していきます。ご拝読ありがとうございました。

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