オランダ~フォンティス応用科学大学 (中村 穂野花)

国語学部2年次生 中村 穂野花

Goedemiddag (オランダ語でこんにちは)

オランダにきて2カ月弱が経とうとしています。先月の1カ月間は、はっきり言ってとてもしんどかったです。もちろん楽しかったこともたくさんありましたが、悩んだり落ち込んだりもしました。毎日韓国人留学生と一緒にいるので、英語を使う機会はありますが、韓国語と日本語が近いこともあり、私の発音や文法が変でも理解してくれます。いつもこれがアジア圏以外の人だとなかなか理解してくれないのだろうなと思います。もっと身近にいる英語を流暢に話す人と会話をしないと本当にもったいないと感じます。私が帰国する1年後に英語が話せるようになるのか、今も毎日不安で焦っています。

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そんな時、先日私の住むVenloから少し離れたところでサッカーの試合を見に行く機会がありました。Pachuca(メキシコ)PSV(オランダ)の試合で、もしかすると今Pachuca在籍している本田選手が出るかもしれないということで、とてもワクワクしていました。スタジアムでは、試合前に本田選手の練習姿を見ることができ、そのときに日本人だと分かると手を振ってくれました。実際の試合では、本田選手はフル出場でしたが、結果は引き分けでした。試合後、本田選手を待っていたら、何と写真を一緒に撮ってくれ、さらに握手、サインまでしてくれました。本当に幸せで忘れられない日になりました。

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本田選手は以前Venloのサッカーチームに在籍していて、Venloを第二の故郷と言うくらい思い入れがあるそうで、オランダに帰って試合ができることを楽しみにしていたそうです。世界で活躍する人を実際に目の前で見て感動し、彼の姿を見ているだけで頑張ろうと思えました。本田選手は今チームメイトと会話をするためにスペイン語の勉強をしていて、まだまだコミュニケーションに苦戦しているそうです。言語の面に関しては、今の自分が置かれている状況は一緒だなと感じました。しかし、練習中や試合の中に積極的にチームメイトに声をかけているのを見て、私も積極的にたくさんの人に話しかけるように頑張らないといけないなと思えました。

次にこのブログを書く時には、自分がチャレンジしたことを報告できるように頑張ります。今週から秋休みに入るので、私は韓国の女子学生たちと1週間のイタリア旅行に行ってきます。ヨーロッパ一スリが多くて危ないと言われているので、気をつけて旅行を楽しみたいと思います。