「私の留学:最初の一歩」(センテナリー大学(アメリカ)谷脇 愛弓)

外国語学部2年次生 谷脇 愛弓

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外国語学部2年次生の谷脇愛弓です。アメリカ・ニュージャージー州のセンテナリー大学に留学して1週間が経ちました。私自身しっかりしていない性格なので、1人でアメリカまで行くのが不安でたまりませんでした。無事に着いたことに正直驚き、自分で感心しました。 

この1週間は色々な事がありました。現地に着き5人の日本人留学生に出会いました。みんなとても親切でいつも私をサポートしてくれます。しかし、みんなそれぞれ個性が強く、出会ったばかりの時は戸惑い、また自分の平凡さがすごく嫌になりました。また、みんな英語が話せるのに対し、私は話す事、相手の言っている事を聞き取るのさえ大変なので、すごくネガティブになり、アメリカに着いて、2日目にしてホームシックになりました。それに加え、英語で話しかけられると緊張して自分がうまく出せませんでした。こんな慣れない環境で思ったことは、基本的なことをすることの大切さです。

挨拶、お礼、謝罪を言葉で表すことは小さなことですが、人と関わる中で本当に大切なことです。知らない人でも勇気を出して、「Hi!」というだけで、新たな繋がりが生まれます。私は見た目も英語の発音も日本人です。だからこそ周りが親切にしてくれたり、一生懸命伝えようとしたら、同じくらい一生懸命に理解しようとしてくれたりします。だから今は日本人であることに少し甘えて、環境に慣れていこうとポジティブに考えれるようになりました。

また夏から来ている韓国人の留学生もとても親切に接してくれます。共通語の英語を通して、カフェでご飯を食べたり、この間は一緒にマンハッタンに買い物に行きました。朝から夜まで1日中一度も日本語を使わずに過ごしました。分からないことがあっても、分からないとはっきり言えば、ちゃんと教えてくれます。また、英語が上手な日本人と話している時も日本語ではなく英語で話すようにし、こう言いたいけど英語ではどういうの?と尋ねるようにしています。英語も日本語もできるからこそ、頼れる存在だと思います。

初めは卑屈に思っていたことでも、今はこの与えられた状況をどう自分にとってプラスに変えていけるかをポジティブに、そして冷静に考えることができるようになりました。これからもいろいろな問題や困難に遭うと思いますが、これこそが留学だと思って挑戦し、解決していこうと思います。

私の留学はまだ始まったばかりです!!