「私の留学:最初の一歩」(大連工業大学(中国)西沢 安那)

外国語学部4年次生 西沢 安那

Anna1.jpgAnna2.jpg

大連へ留学に来て一週間になりました。自分自身にとって中国は6年ぶりです。交換留学の学生は海外長期滞在が初めてだったり、留学場所が初めて行く国だったりという人が多い中、十年以上前ではありますが、中国での長期滞在経験もある私は、彼らと比べてまだ不安は少なかったです。この一週間で、風邪をひいたり、勉強面からくる不安で気持ちが落ち込んだりする事もありましたが、美味しい食べ物をたくさん食べ、周りの親切に助けられるという経験もしました。私は好き嫌いもないため、食の国、中国で毎日美味しいものを少しずつ堪能しています。部屋も一人部屋を選び、部屋内や家具は綺麗なものを用意してくれています。共有の洗濯機の使用を避けるために洋服を手洗いしている事以外に、特に不便はありません。こちらの先生の勧めにより、通常の留学生と一緒に中国語基礎の授業を受けるのではなく、最初から現地の学生と全く同じ内容のものを受けています。それでもついていけるようにと、助けてくれる日本語学習中の学生を紹介して下さり、試しの履修期間も一週間設けてくれています。日本語学習生の何人かとも顔見知りになりました。空港に迎えに来てくれた学生はいつでも気にかけてくれて、生活面では感謝しきれないぐらい頼りになる存在になっています。環境の変化による刺激で、私の留学目的がより明確になりました。私の中国語レベルは高い方ではあるのですが、日本ではこんなに多くの人と中国語でコミュニケーションをとる機会がありません。そこで、この大連留学を通じて、私は多くの人と中国語でコミュニケーションをとる事で、もっと語彙力をつけ、自分の中国語のレベルをネイティブに近づけ、中国語に対する自信を付けたいと考えています。さらにこの留学では、今まで疎かにしていた英語の学習も一からやり直し、英語関連の授業も履修しつつ、TOEICの点数の向上にも努めたいです。この留学を通じて、日本語を初め、中国語と英語もスラスラと話せるようになり、目標のトライリンガルに近づく事が出来るようにしたいです。もちろん休みの日は観光にもたくさん出かけ、充実した留学生活になるよう頑張ります。