フランス~オルレアン大学 (趙 奕蓮)

国際学部3年次生 趙 奕蓮

こんにちは。私はフランスのオルレアン大学に留学している国際学部3年次生の趙奕蓮です。今回は4回目のブログ更新が回ってきました。時の経つのは早いもので、留学生活は残り三ヶ月となり、三分の二の日々が流れていきました。

Orleans snow.jpg 学校から撮った雪景色

まず、授業のことについて話したいです。新学期に伴い、前学期より授業が多くなり、先生の話すスピードが速くなり、内容もますます難しくなりました。今学期、一つレベルが上がり、総合フランス語の授業は新しい教科書を使い始めました。前のMethode A1とだいぶ違い、レベルの差は明らかです。授業のスピードに追いつけるように、何倍もの努力をしなければなりません。今回はFrancophonieと言う授業も取りました。これはフランス所属の地域の歴史や文化などを学ぶ授業です。授業中に先生が用意したビデオや配布資料などに沿って、魅力的なヨーロッパ文化を勉強することができます。そして、コミュニケーション能力を上げるために、放課後はフランス人学生が主催しているイベントにも積極的に参加しています。この前、食文化の交流をはかるA.I.Oと言うイベントを開催されました。各自が作った料理を持ち寄り、それぞれの国の美食を食べながら、他国の学生に面白いことや国の文化などをシェアします。フランス人だけではなく、ドイツ人、アメリカ人、ノルウエー人やオーストラリア人などとも仲良くなり、彼らと友達になりました。

Orleans event.jpgAite International d’Orleansと言うイベント

現在、新学期が一段落し、2週間の冬休みがありました。本当はこのバカンスを利用して、スペインへ旅行しに行くつもりでしたが、いろいろな事情があり、結局は寮で穏やかな日々を過ごしました。最近、ほぼ毎日が外がマイナスの気温になっているので、旧正月のイベント以外にあまり寮から出なかったです。このバカンスの間にちょうど中国の旧正月であり、友達と中国式年越しパーテイをしました。旧正月は春節とも言い、家族皆が団らんをする日です。しかし、今年は実家から遠く離れて、両親の側にいないため、特に両親会いたくてたまりませんでした。その寂しさを紛らわせるために、みんなと一緒に餃子を作ったり、春聯(チュンレン)を書いたりしました。こちらフランスでも町の中では中国風の新年のイベントが行われていました。獅子舞や太極拳などをしたり、中国語で「新年快乐」と書いてある看板もありました。この雰囲気の中でエネルギーを蓄えて、嫌なことはすべで乗り越えられるような気がしました。

Breand New Year.jpg

バカンス明け、また授業が始まります。残りの3ヶ月、学業がどんどんハードになりますが、一生懸命頑張って、一日一日を無駄せずに、充実した毎日を過ごしたいと思います。