アメリカ~ミシシッピ大学(佐藤 しおり)

国際学部3年次生 佐藤 しおり こんにちは。佐藤しおりです。サンクスギビングブレイクが終わり、テスト期間も終了しました。そして、一昨日からウィンターブレイクに突入しました。ほとんどの留学生は昨日までにそれぞれの国に帰ってしまいました。なので、私の住んでいるアパートメントを含め周辺はとても静かで、すこし寂しく感じます。気候も冬の寒さなので余計に友だちが恋しいです。 IMG_9803.jpg ミシシッピ大学キャンパス 私は、このミシシッピ大学で日本語補習校という日本人の子どものたちをサポートするボランティアに参加していました。プライバシーに関わることなので詳しくは書けませんが、小学校から中学校までの子どもたちが学んでいて、彼らはアメリカの学校に通いつつ、週一日この学校で日本語で授業を受けています。この補習校では、運動会もあり、今年は最高の人数が参加した運動会となりました。保育園児や赤ちゃん、おじぃちゃんおばあちゃんも来ていて、家族全員が一緒に楽しめる機会だったと思います。私も参加させていただきましたが、子どもたちの元気な姿、笑顔には圧倒されました。それくらいこの学校には純粋な子どもたちが多いのだと思います。ここの学校の生徒に留まらず、アメリカに住む子供たちは、日本とアメリカの文化や習慣の違い、外見の違いに戸惑っていたり、傷ついたりすることがあると思います。私は何度かその光景を目にして、悲しくなったりしました。しかし、補習校では同世代の日本人の友だちがたくさんでき、日本人の先生が話を聞いてくれたりするので、彼らにとっては良い環境ではないかと感じました。その彼らの少し複雑な環境に触れ、私が中途半端な気持ち、知識で子どもたちに接すると、彼らを傷つけたり、誤解されたりするリスクがあることも学び、私にとって貴重な体験になりました。 日本に帰るまでもう残り1か月もありません。私はそのほとんどをミシシッピで過ごし、日本に帰る"ついで"に少しアメリカを旅行してから家に帰ろうと思います。初めはさまざまな理由からアメリカを観光せずに帰国しようと思っていました。しかし、ルームメイトや友だちに「せっかくここまで来たのだからもったいない」と言われ、低価格の小旅行をすることに決めました。日本に帰るまでの一日一日を充分したものにしたいと思います。