「私の留学:最初の一歩」~西脇 拓冶(台湾)

国際学部2年次 西脇 拓冶 こんにちは。台湾の静宜大学へ留学している西脇拓冶です。私が台湾に到着して約2週間が経過しました。私が留学している静宜大学は台中市というところにあり少し山と海に囲まれているので、昼間はとても暑く、朝晩は少し冷え込むので、なかなか慣れない気候です。 OGUから静宜大学へ留学しているのは私を含3人です。私たち3人は9月17日に台北空港でピックアップをしてもらう予定だったので、あえて9月16日に台湾に到着し、一日台北で遊んでから自分たちでバスに乗って大学まで行くというプランを立てました。予定通り9月16日台北に到着した私たちは、以前OGUに留学していたOwen君の家を訪ねました。その後、彼に台北の観光地を案内してもらい、その日は彼の家で一泊しました。次の日に私たちはバスに乗って静宜大学のある台中市に向かいました。バスの中では緊張し落ち着かなかったのを覚えています。そしてバスに揺られること約2時間。やっと静宜大学に到着しました。 大学に着いて最初の一週間は環境に慣れるのに必死でした。何が一番必死だったかというと、周りの会話についていくことです。私が住んでいる寮の部屋は2人部屋なのですが、夜になるとルームメイトの友達が部屋に遊びに来ます。最初は少し気を使い距離をおいていたのですが、これでは自分のためにならないと思い、自分から会話の話題を持ち出したり、わざと自分の話しやすい話題に変えたりして、名前と顔を覚えてもらうようにしました。結果、台湾に到着して2週間で自然と相手の言っていることに対して、少しずつ返答できるようになりました。これは私にとって第一の成長だと思っています。しかしまだ私が求めている会話とは少し違います。これからも自分から話して会話に慣れるように努力したいです。 Takuya2.jpg 本人右から4人目 Takuya1.jpg 本人左端 今は、学校生活にもだんだん慣れてきました。朝10時10分から12時まで中国語の授業があり、その後自分で履修した授業を受けて一日が終わるという感じです。授業が終わると寮に帰り、自分から台湾の友達をご飯に誘うようにしています。たまに台湾人数人と食事をするのですが、自分だけ日本人で、周りのみんなとは少し違うという、日本では味わうことのない何とも言えない感覚です。改めて留学とは語学勉強だけのものではないということに気がつきました。まずは最初の一歩を踏み出したところです。