トリア大学~ドイツ

外国語大学3年次生 川井 業之 皆さん、こんにちは。現在トリア大学に留学している川井業之です。ドイツに来てから早4カ月が経とうとしています。現在のドイツは少し寒くなってきておりますが、私が日本にいる時から期待していた雪がまだ1度しか降っておらず、少しだけ寂しい思いをしています。今回の記事では「私がドイツでどのような生活を送っているのか」について書きたいと思います。 Nariゲーテ トリア大学に行く前に通っていたゲーテインスティテュート(本人左から4人目) 私は現在、トリア大学で正規の授業は取っておらず、留学生のためのドイツ語の授業のみだけを受講しています。理由としては自分が思っていたよりも上のドイツ語のクラスに入れたので、内容がとても難しいからです。そのため今まで以上にドイツ語の勉強に専念したいと考え、英語学や他の授業は取らずに、タンデムパートナーから実用的なドイツ語を学んだり、今更かよとは思いますが、もう一度机に座って一生懸命ドイツ語を勉強したりしています。授業では1回の授業で3回は絶対発言する事を目標に挑んでいますが、先生や周りの友達の話すスピードがとても速く、めげそうになる時もあります。しかし絶対負けたくないので、どんなにくだらない事でも発言するようにしています。その結果、先生にやる気を受け入れてもらえたのか、毎回の授業で先生から発言する機会をたくさん与えられたり、私が最後まで発言し終えるのを待ってくれたりするので、徐々に効果が表れてきたかなと思いました。この調子で頑張っていきたいと思います。 そしてドイツの楽しみといえば、クリスマスマーケットやソーセージ、ビールなどが挙げられますが、私の一番の楽しみはサッカーです。週末や休みの日に友達を誘ってブンデスリーガに足を運びます。 Nari at the stadium 毎試合、毎試合がとても興奮する試合ばかりで、試合が終わった後はいつも喉が痛いです。そして、試合中に食べるソーセージは格別です。もう1つの楽しみもまたサッカーになりますが、日曜日にドイツ人やアラブ系の人たちと人工芝でサッカーをする事です。日本でなかなか人工芝のコートでサッカーが出来ない私にとっては、史上最高の喜びと言えます。コミュニケーションは基本的に英語ですが、それはそれで英語を忘れないためにはいいかなと多少妥協しています。最初の頃はなかなか緊張して、大人しい日本人を演じていましたが、今ではもう常に100%の自分でいる事が出来ます。どんな話題で話したら良いか、どういう風な返事をすれば良いかななど悩む事も大いにありますが、「来週も来てね」という、その言葉だけで気持ちがとても幸せになり楽しいです。 Nari with Trier students トリア大学の学生たちと(本人右端) そして最後に、私がドイツに来てから変わったところを述べたいと思います。1つ目は日本にいる時に比べて負けず嫌いになった事です。そのおかげで授業中でも、テストでも日本にいる時ならこのくらいかなとほどほどに頑張る程度でしたが、ドイツに来てからは周りに負けたくないと良い意味で真剣に積極的になる事が出来ました。2つ目は日本にいる時に比べて挨拶や世間話など人とのつながりや関わりを大事にするようになりました。どんなに不器用でも積極的にコミュニケーションを取るが、今の自分の大きな目標です。後半年は語学面「ドイツ語、英語、日本語」とソーシャルスキルを磨く事にも力を入れます。皆さん、お元気で。