サマースクール~フォンティス応用科学大学(オランダ)

 今年度の交換留学生の3分の2がすでに、派遣先の国へと旅立ちました。一番早く旅立ったのが、フォンティス応用科学大学に留学する4人のグループです。彼らは、新学期が始まるまでに、現地で開講されるサマースクールに参加しました。今日は、そのサマースクールの様子を報告です。 Venlo_river.jpgVenlo_city.jpg 外国語学部3年次生 竹島 由実加 こんにちは。私は8月4日からオランダのVenloという街にあるフォンティス応用化学大学に留学しています。こちらに来てすでに3週間が経ち、現地の生活にも段々慣れてきました。フォンティスには本学期が始まる前に約2週間のサマースクールがあります。サマースクールでは、授業は9:00~14:00まであり、12:00~13:00がお昼休憩です。私はEnglish-Beginner-Plus levelというプログラムを履修しました。授業内容はプレゼンテーションがほとんどで、他には雇用者と従業員の設定でのビジネス会話の練習などがありました。またフォンティスにはバディ制度があり1人1人に学生がついてくれて色々とお世話をしてくれます。サマースクールの放課後にはこのバディチームが様々なアクティビティーを計画してくれます。もちろん参加する、しないは個人の自由です。このサマースクールが終わると、本学期が始まる27日までは休暇に入ります。私はこの期間を利用してイギリスのロンドンへ行ってきました。本学期が始まる前のいい息抜きができたと思います。 Venlo_summer school 外国語学部3年次生 金井 拓也 サマースクールでは、英語の中級コースを受け、週末を除き朝の9時から14時まで授業が行われました。1週目はミーティング、2週目はプレゼンテーションのレクチャーがあり、それぞれの週の最後にテストがありました。ミーティングとプレゼンテーションでは、ある会社が抱えている問題をどう解決するのかを話し合い、また自分の考えをプレゼンするのですが、ミーティングでは他の学生は英語が出来て当たり前で、尚且つ自分の言いたい事はすべて主張するので、なかなか議論に参加できず、テストの結果もとても悪かったです。しかし、プレゼンでは初日から1、2時間の予習復習を継続し、何回も練習することで、テストではとても高い評価を得ることができ、このコースを何とか合格する事が出来ました。授業後には大学主催で、ドイツのケルン観光やサッカーのvvvのスタジアムツアーなど毎日イベントがあり充実した生活を送ることが出来ました。 Venlo_vvv.jpg 経営学部3年次生 小林 大祐 私はオランダに8月6日から留学をしています。8月6日から2週間のサマースクールが始まりました。私のクラスは英語の中級コースでした。30人くらいのクラスメートと共に2週間を過ごしました。アジア人は私を含め、3人だけでした。他は、ドイツ、ロシア、リトアニアなどから来ていました。教室内はドイツ語が響きわたっていました。始めの1週間目はミーティングの仕方を勉強して、2週間目はプレゼンテーションの仕方を勉強しました。ミーティングは、1グループ7人で、問題を抱えた会社の記事を読んで、その問題の原因と結果をまとめて、みんなで改善策を出し合うものでした。そして、その改善策を誰がいつまでに、どのくらいの予算でするかも決めました。プレゼンテーションは、1グループ4人で、一人一人が役職を持ちました。私は、製品開発部でした。一人6分のプレゼンテーションでした。プレゼンテーションのスキルを身につけるため、はじめにスティーブ・ジョブズのプレゼンテーションを見ました。そして、一人一人が感じたことを共有し、どこが実際のプレゼンテーションで使えるものかを話し合いました。問題を抱えた会社の各役職に就いて、ミーティングの時に習ったことも活かしながら行いました。 Venlo_classroom.jpg 本人後列  フォンティス応用科学大学では、すでに新学期もスタートし、いよいよ本格的に留学開始です。これからどのような毎日が待っているのか、次回の報告を楽しみにしています。