Letter from Germany!~トリア大学

 こんにちは。国際学部3年次生の八木彩奈です。私は先月まで、ドイツのミュンヘンという街にいました。ミュンヘンは南ドイツでオーストリアにも近く、都会ながらも電車で少しいくと大自然が広がっています。そんな街で1ヵ月間、ゲーテ・インスティトゥートという語学学校に通いました。語学学校では初日に筆記と会話のクラス分け試験があり、次の日からレベルによってクラスが分けられて授業がスタートしました。だいだい1クラスあたり15人です。語学学校なので、本当にさまざまな国の人たちが通っています。ドイツに多いのは特にイタリア人、スペイン人、トルコ人です。  意外なことに私のクラスは現役の学生が少なく、社会人で結婚している人たちばかりでした。21歳の私でもクラスで最年少だったので、ちょっとびっくりでしたが本当に優しい人たちばかりで、毎日楽しく勉強ができました。授業は毎日朝8時30分からスタートして、休憩を2回挟んで12時45分に終わります。短いなって感じるかもしれませんが、結構びっちりと授業をするので、授業が終わるころには頭がパンパンになってしまっています。初めの2週間は毎日辛かったです。私は筆記ができても、リスニングや発言することに弱いので先生の言っていることがなかなか理解できず、とにかく大変でした。さらに、クラスメートとは英語でしゃべるので、ドイツにいながらも英語の大切さを痛感しました。どちらも完璧に話すことができない私ですが、クラスメートにいつも助けられ、遊びに誘ってくれたり、日本のことを聞かれたり、今思うと恵まれた環境にいたんだなと思います。  学校以外での時間は、友達とのランチ、ミュンヘン観光、オペラ鑑賞、サッカー観戦、サイクリング、山登りなど、そのときにしかできないことを楽しみました。クラスでオクトーバー・フェストという世界最大のビール祭りにも行き、1ヵ月間とても貴重な経験ができました。ミュンヘンはここには書ききれないほどすてきな街です。治安も非常に良く、困っているとみんなが助けてくれます。世話好きの大阪のおじちゃん、おばちゃんみたいな人が多くいます。ミュンヘンの人の温かさにも感謝の気持ちでいっぱいです。  そして語学学校での大変だった勉強も留学スタートの大事なステップだったので、次はトリア大学での良い近況報告ができるよう、大学でも頑張ります!  では、その時まで!    ゲーテクラスメート クラスメートたちと(本人左前) October Festa オクトーバー・フェスト(本人右から2人目) 注意:本学からトリア大学へ交換留学する学生たちは、10月にトリア大学での授業が開始する前に、ドイツ各地にあるゲーテ・インスティトゥートと言う語学学校に行くことになっています。今年も、3名の留学生たちはそれぞれが選んだ場所で1ヶ月もしくは2ヶ月の語学研修を経て、トリアへと移動しました!!