台湾~文藻外語大学 (才木 大樹)

外国語学部3年次生 才木 大樹

外国語学部3年次生の才木大樹です。台湾の文藻外語大学に留学してから約1か月が経過しました。初めは慣れない海外生活で戸惑うことも多々ありましたが、今ではこちらの生活にもだいぶ慣れました。

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台湾で1か月ほど生活をして、少し中国語がわかるようになりました。台湾に到着してすぐの頃は、読み書きはできるけど、中国語でコミュニケーションは取れないといった状況でした。今では、なんとか中国語でコミュニケーションを取れるようになりました。

美麗島駅.jpg 美麗島駅

こちらの大学では中国語と英語の授業を履修しています。中国語の授業は自分のレベルに合っているのですが、英語の授業は私が想像していたよりも遥かにレベルが高くて驚きました。日本では毎日英語学習に励んでいたのですが、こちらの大学では授業についていくのがやっとです。先生の話す英語はとても早くて、講義テーマが複雑で難しい単語をたくさん使うので、毎回理解するのに苦労しています。先生は台湾人で、ネイディブスピーカーではないのですが、英語をとても流暢に話します。台湾人の学生の英語力はかなり高く、私が理解できなかった先生の質問も正確に理解しており、その上素早く回答するので、いつも自分の英語力の低さを痛感させられます。そのため、次の授業についていくために、授業が終わると毎回復習をしています。また、課題も多いので、週末のほとんど時間を課題に時間を費やしています。 

今は学内にある寮で生活しています。部屋は41部屋で、ルームメイトは台湾人、中国人、ベトナム人です。3人は中国語を流暢に話すのですが、私はあまり話せないため、3人と話すときは英語で話しています。この3人にはとても仲良くしてもらっています。時間がある時は互いの言語を教えあったり、部屋で歌ったり、ご飯を食べに行ったりしています。この台湾人は日本語学科の1年生で、私はよくこの学生に日本語を教えています。ベトナム人のルームメイトは「大樹ともっといろんなことを話したいから、日本語を勉強する」と言って、日本語を独学で頑張ってくれています。彼らのおかげで、寮では毎日楽しく過ごせています。

台湾人、ベトナム人ルームメイトとの勉強会.jpg 

台湾人とベトナム人のルームメイトとの勉強会〔本人右端)

毎週復習や課題をこなすのに精一杯ですが、台湾では自炊という文化はなく、食事は基本外食なので、そこで友達と話すことでまた勉強する気力を得られるので、とてもいい環境で学習できていると思います。10月中旬に入ってやっと気温が30度を下回り始めました。外出にはちょうどいい気温なので、勉強ばかりするのではなく、時間を見つけて、積極的にどこかへ出かけて、二度と戻らないこの留学の時間を楽しもうと思います。