韓国~ダングック大学(上田 芽依)

国際学部2年次生 上田 芽依

こんにちは。韓国のダングック大学に留学している国際学部2年次生の上田芽依です。

早くも2回目のブログ更新日がやってきました。私は相変わらず毎月コンサートやミュージカル、イベントに行ったり、休みの日や平日でも学校が終わってからソウルへ出るなど活発的に動いています。日本からたくさんの友達が頻繁に遊びに来るので楽しく過ごしています。日々の生活や学校にはもう慣れて、先月初めての中間考査も終え、今は来月の期末考査に向けて毎日授業に取り組んでいます。ですが、前のブログ更新日から自分の語学力が向上したと自信を持って言えない状態です。聞き取れる文章や単語量は日々の生活と授業で増えましたが、まだ思うように話すことはできず、その度にもっと努力しなければと思っています。

私は語学堂以外に一般の授業で韓国語文生活史という週2回の外国人留学生向けの授業を取っているのですが、クラスメートは私を除いて残りの十数人全員中国人です。そして先生はもちろん韓国語で授業を進めるのですが、中国語も話すことができる先生なので正直疎外感を感じることもあり、苦労しています。ですが、先生も気を使って日本語がわかる単語であれば日本語でも伝えようとしてくれ、仲良くしてくれている中国人の友達もいつも助けてくれるのでなんとか乗り越えています。その授業で日本と韓国のことわざを比較して同じ点、違う点をまとめて発表するPPTを作る課題が出たのですが、私1人では少し大変だったので日本人の友達に相談したところ、休みの日に日本人の友達数人と日本語サークルの韓国人の会長さんが課題を手伝ってくれました。

韓国へ来て出会った友達みんながとても親切で助けてもらうことも多く、本当に感謝しながら日々過ごしています。友達の部屋へ遊びに行ったり、授業が終わって一緒にご飯を食べに行ったり、お酒を飲みながらいろいろ話をしたり、共有スペースで一緒にドラマを見たり、毎日少しずつ様々な思い出を作っています。ここで出会った日本人の友達はみんな12月で留学を終え、日本に帰国してしまうので、そのカウントダウンが始まっていて、とても寂しいです。語学堂の同じクラスの友達も何人か12月でそれぞれの国へ帰国してしまうので、それまでにみんなで雪が降ったらスキーに行く約束やご飯を食べる約束をしています。日本に興味のある友達もたくさんいて日本語が上手な台湾人の友達とは本当に仲良くなることができて、私が台湾に遊びに行く計画を立て、その時には家に泊めてもらう約束もしています。

授業mei
【クラスの友達(本人右端)】

この間、もうひとつ履修している日本語実習という授業の担当の日本人の先生にランチに連れて行ってもらい、初めて韓国へ来て本格的な日本料理を食べました。うどんとお寿司どちらも思っていた以上に美味しかったです。海苔巻きが薄すぎてびっくりしました。この日本人の先生は、お母さんのような存在で「何かあればすぐ相談してね」といつも言ってくれるので、すごくありがたいです。私たち日本人がいつも通りに日本語で会話をしていると、先生はすごく嬉しいと言って感動してくれるので、なんだか不思議な気分になります。

日本食mei
【:韓国で食べた初めての日本料理】

ここ数日で気温が一気に下がり、コートなしでは外に出られなくなりました。部屋の浴室に浴槽がないので、湯船がとても恋しく思います。韓国にはチムジルバンという日本でいう健康ランドのような温泉やサウナなどの設備がある建物がたくさんあるのですが、休みの日にたまに行って疲れを取りに行きます。

友達mei
【:チムジルバンにてアイと】

寮の前の山や木々も紅葉でとても綺麗ですが、気温は冬のようです。夜はもう吐く息も白く、これからの冬本番に耐えられるのか不安で仕方ありません。

紅葉mei
【:寮の前から見える山】

私の最近の楽しみは、好きなK-POPグループのメンバーの家族が経営しているカフェに行くことです。いつもそこで勉強するのですが、メンバーのお母さんや弟が分からないところがあれば教えてくれ、時間があると会話の練習になるように一緒に話をしてくれます。昨日(11月11日)も行ったのですが、昨日はペペロデー(日本ではポッキーの日)だったのでペペロ(ポッキー)をくれ、ずっと勉強していたら、「休憩してちょっと屋上においで」と言われて屋上でお母さんがリンゴを剥いてくれ、カフェに来ていた他の中国人の留学生など数人で一緒にリンゴを食べながら話をしました。その留学生たちは私より長く留学生活を送っていて、私よりも話すことができるので、ここに来るたびにもっと頑張ろうと思えます。そしてそこでは新たな出会いもあり、楽しく韓国語を学べるのでお気に入りの場所です。