「私の留学:最初の一歩」~福居 春日(フランス)

外国語学部3年次生 福居 春日 こんにちは。フランスのオルレアン大学に留学している福居春日です。 こちらに到着した頃はまだまだ夏の日差しが痛いほど強く、1週間でかなり日に焼けてしまうほどでしたが、近ごろは暑さも和らぎ、吹く風も涼しいので昼夜快適に感じます。 サント・クロワ大聖堂 オルレアンのシンボル、サント・クロワ大聖堂 この大聖堂には、フランスを救った奇跡の少女ジャンヌ・ダルクの生涯を描いたステンドグラスが装飾されています。そして、聖堂だけでなく町のいたるところで聖女ジャンヌ・ダルクに出会うことができます。そのため、オルレアンにいると今もジャンヌ・ダルクの魂がこの町に生きていると感じます。 オルレアンをはじめフランス各地には、各時代の美術様式を用いた建物がたくさんあり、こちらに来る前にもっと勉強しておけばよかったと度々思いました。その一方で、留学生活ではやはり「百聞は一見に如かず」ということを日々実感しています。こちらでも生活は、すべてがとても新鮮であり、刺激であり、フランスの良さや日本の良さに気付くきっかけにもなります。 さて、こちらでの最初の1週間を振り返ると、主に学校の手続きや登録をし、オルレアン市街に出かけては、買い物や食事を楽しみました。 ケバブ これは、最初の1週間の間に食べたケバブです。出されたときはそのボリュームに驚きましたが、最後までおいしくいただきました。 オルレアン学校では、授業が始まるまでの1週間ほど、ウェルカムウィークとして様々なイベントが行われました。このとき大学内の施設案内、周辺のお店や公共施設の紹介もあったので、今では何不自由なく生活できています。また、食事会やピクニックにも参加したのですが、そこではこの大学に来ている世界各国の留学生たちとふれあうことができました。その際、事前に準備していた会話表現がとても役に立ったのですが、やはり日常の会話となると表現や単語がまったく出てこなくなったり、簡単な質問にも戸惑うこともありました。とにかく今は授業中に発言したくてたまらないので、今よりもっと深く授業に参加したい一心でフランス語と向き合っています。