Hello from Sweden!~ガムラスタン
外国語学部3年次生 水川 絵美
Hej hej! 今回、11月初旬に旅行した首都ストックホルムのガムラスタンという街をみなさんにご紹介したいと思います。私がなぜこの街へ行きたかったかというと、ガムラスタンはあのジブリ作品、「魔女の宅急便」に出てくる街のモデルとなったとされており、私はこの映画が大好きだからです。
ガムラスタンへは、ストックホルム中央駅から地下鉄に乗って1駅で着きます。ストックホルム市内の交通機関を利用する際、ツーリストカードといってある時間内(24時間/72時間)であれば乗り放題になるカードがあります。でも私は多くの場所を巡るつもりではなかったので、一般的なチケットを買いました。そのチケットが改札口横のコンビ二で買えたので、とてもびっくりしました(日本では券売機が一般的なので)。駅員の方も、「コンビ二で買ったほうが安いわよ」と言っていました。
ガムラスタン駅に降りると、そこはもう映画の世界でした。カラフルな高い建物の間を抜ける細い石畳の路地。その時点ですでにテンションは上がっていました。私が周ったのは、ドイツ教会、ノーベル博物館とその前の大広場、大聖堂、リッダーホルム教会、貴族の館、国会議事堂、王宮、フィンランド教会とアイアンボーイ、鉄の広場、モーテン・トローツィグ・グレン通りです。
その中でも特に、名前だけで想像がつきにそうなアイアンボーイとモーテン・トローツィグ・グレン通りをご紹介します。アイアンボーイとは、全高わずか14センチの体操座りをしている像です。ここを訪れた人みんなが頭をなでるのか、そこだけピカピカになっていました。通常、裸の状態ですが、この寒い季節なので、毛糸のマントが着せられていて、それがまた可愛かったです。そして、モーテン・トローツィグ・グレン通りは、ガムラスタンで最も狭く、その幅は90センチほどです。『地球の歩き方』に両手を伸ばせば十分届くと載っていたので、やっちゃいました。そして、それが今の私のFacebookのプロフィール画像です。こんな人とのすれ違いが難しいくらい狭い通りでも、名前がついていることが素敵だなと思いました。
アイアンボーイ
モーテン・トローツィグ・グレン通り
観光名所だけでなく、ここにはたくさんのかわいいカフェやチョコレート屋さん、革製品を扱うお店やスウェーデンならではの雑貨店などがあります。スウェーデンはフィーカというコーヒーやお茶を飲む時間をみなさん楽しんでいます。なので、私もスウェーデンの伝統的なワッフルとコーヒーでフィーカしました。行くつもりがなくても、お店のディスプレイに飾られているものを見ると魅了されて、つい店内へ入ってしまいます。見るだけでもとても楽しめました!
スウェーデンのワッフルでフィーカ
私はこのガムラスタンの石畳の道を歩いているだけでとても嬉しくて、ずっと楽しい気分でした。ぜひ、また行きたいです。スウェーデンはスカンジナビア半島でドイツやオランダなどのヨーロッパ諸国と海を挟んでいますし、ヨーロッパの中でもなかなか足が伸びない国かと思いますが、皆さんがこの国を訪れる際には、今回の記事が参考になれば良いなと思います。そして、少しでも旅行を楽しんでいただければ嬉しいです!
最後まで読んでいただいてありがとうございました。Tack, tack!