経済学部「資源経済学」で、金融リテラシーについて学ぶ出前講座を実施しました
経済学部「資源経済学」(担当:白川 雄三先生)において、株式会社関西みらい銀行 経営企画部 サステナビリティ推進室の平田 英梨子様をお招きし、金融に関する出前講座を実施しました〔2026年7月8日(水)3講時〕。
講座では、「知っていて欲しいお金の話」をテーマに、学生が社会生活を送るうえで必要となる金融リテラシーについてご講義いただきました。講義は「身の回りのお金の話」、「気を付けて欲しいお金の話」、「将来のためのお金の話」の3部構成で行われ、働くことの意味や給与、税金、キャッシュレス決済、クレジットカードの仕組みなど、日常生活に関わるお金の基礎について学びました。
また、クレジットカードの支払い方法や契約トラブル、SNS等を通じた高額アルバイトの危険性についても、具体例を交えて説明がありました。平田様は、契約を急がされた場合でも慎重に判断し、困ったときには消費者ホットライン「188」など外部の相談窓口を利用することの大切さを伝えられました。さらに、人生のさまざまな場面で必要となる費用を踏まえ、将来に備えるための資産形成について説明がありました。貯蓄・投資・投機の違いや、資産運用における「分散」「積立」「長期保有」の考え方、NISAなどの制度についても紹介されました。
最後に、金融機関が投資家と企業をつなぎ、社会の資金循環を支える役割についても取り上げられました。資源経済学の視点から見ると、金融は、限られた資金をどの分野や企業へ配分していくかに関わる仕組みでもあります。投資を通じて企業活動を支え、その企業が環境に配慮した事業活動やSDGs達成に向けた取り組みを進めることで、企業価値の向上やサステナブルな社会の実現につながることが説明されました。また、金融機関が投資家への助言や企業への提案を通じて、こうした好循環を支える役割を担っていることについても理解を深めました。
質疑応答では、「将来お金に困らないための考え方」や、「サステナビリティ推進室の業務内容」、「投資を始める際の考え方」などについて質問が寄せられました。今回の講義を通じて、学生たちは、金融を身近な生活だけでなく、将来設計や社会全体の仕組みと結びつけて考えるきっかけを得ることができました。

