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2025年度第3回FD・SD講演会 開催報告

 2025年度第3回FD・SD講演会が、教育開発支援センター・庶務課・教務事務室教務課の共催、ならびに数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアム(近畿ブロック)の後援により、Zoomにて開催されました。今回は「生成AI活用時代におけるOGU数理・データサイエンス・AI教育プログラムの授業改善と展開」をテーマに、本学の授業設計・改善の取り組み成果を報告するとともに、数理・データサイエンス・AI教育の実践事例として全国の大学等と共有しました。この講演会には、本学の教職員の他、13大学から21名の参加を頂き、盛会のうちに終了しました〔2026年3月3日(火)〕。
 はじめに、京都大学 国際高等教育院附属データ科学イノベーション教育研究センター長、情報学研究科教授の山本 章博教授による基調挨拶がありました。
 続く「開催趣旨」では、人工知能の応用に関する研究に長年携わってきた上原 邦昭教授(経営学部)が登壇しました。上原教授は、生成AIが今後、電気や水道のように社会のインフラとして普及していく見通しを示し、教育現場では「使う・使わない」の二択ではなく、学修の目的に応じて適切に活用するためのリテラシーを育てることが重要であると述べました。また、生成AIにはハルシネーションが生じ得ることを踏まえ、「良い問い(Question)を立てること」に加えて、出力の妥当性を確かめ、どこが正しくどこが誤っているかを見極める力を学生が身に付けていく必要があると話されました。上原教授のメッセージは、生成AIを単なる「思考の節約」にとどめず、学びを深める授業づくりへつなげるための大切なヒントとなりました。
 プログラム説明では、白川 雄三教授(経済学部)より、「OGU数理・データサイエンス・AI教育プログラム」の概要と今後の展開について説明がありました。続く事例1では、「AI活用入門A」(白川 雄三教授)、「AI活用入門B」(治京 玉記教授/大阪人間科学大学)、「AI入門演習」(淡 誠一郎教授/情報学部)の各科目における授業の取り組み、課題設定、学生に対する学修支援の工夫が紹介されました。事例2では、西田 知博教授(情報学部)より、大阪大学の全学共通教育科目におけるAI活用教育の実践が紹介されました。
 本学では今後も、「OGU数理・データサイエンス・AI教育プログラム」を通じて、生成AI時代に求められるデータリテラシー、AIリテラシーの養成と授業改善に継続して取り組んでまいります。

後藤教育開発支援センター所長の挨拶
京都大学山本教授の基調挨拶
講演の様子(上原教授)
数理・データサイエンス・AI教育強化拠点コンソーシアム(近畿ブロック)
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