2025年度FD・SDワークショップ開催報告
お知らせ
2025年度FD・SDワークショップを開催しました〔2025年10月20日(月)〕。
今回は「学生一人ひとりが主体的に行動し、チームを前進させるには?」をテーマに、2024年度第2回FD・SD講演会で紹介された「全員発揮型のリーダーシップ教育」をもとに、学生が主体的に学び、チームとして成長していく授業づくりについて意見交換が行われました。
第一部では、後藤晃範教育開発支援センター副所長より甲南女子大学で実践されているLA(Learning Assistant)制度の紹介があり、上級生が下級生を支援する学びの仕組みが紹介されました。続いて中則夫先生からは、国際学部における「振り返り」を重視した授業実践が、学生の意識変化につながった事例が報告されました。短期大学部からは、石田知子非常勤講師と2年次生2名が登壇し、学内インターンシップを通じて学生が成長し、自信や自己肯定感を高めていった様子を紹介しました。
アンケートでは、参加者の約8割が「新たな気づきを得た」と回答し、学生同士の学び合いやLA制度の活用、心理的に安心できる授業づくりなどに関心が寄せられました。FD・SD活動として、教職員がともに学生の主体的な学びを支える視点を共有する、有意義な機会となりました。



2025年度FD・SDワークショップの様子