熱中症の予防について
お知らせ
授業・研究活動・課外活動等に参加する際は、熱中症事故を防ぐため、以下の事項を必ず守ってください。
1.活動前のチェック
- 気象庁・環境省熱中症予防情報サイトで WBGT(暑さ指数)を確認し、「警戒」「厳重警戒」「危険」に該当する時間帯は活動計画を見直す。
- 屋外だけでなく、高温多湿の屋内もリスクが高いことを認識する。
- 体調がすぐれない場合(発熱・寝不足・飲酒後など)は参加を控える。
2.活動中の対策
- こまめな水分・塩分補給
30分に1回を目安に100-200mLの水分を補給する。ナトリウム40mg/100mL以上の飲料を選ぶ。
※「スポーツドリンク」のカテゴリで売られている飲料は、ほとんどが上記のとおりナトリウムを含んでいる。 - 休憩の確保
WBGT 25°C 以上では1時間に15分以上の休憩を取り、日陰や冷房室で体を冷やす。
※気象庁・環境省熱中症予防情報サイトで WBGT(暑さ指数)を確認し、活動を調整する。
WBGT(暑さ指数)を実測する場合は、暑さ指数計(WBGT計)を利用する。 - 服装の工夫
吸湿・速乾素材のウェア、帽子、日傘等を活用し、熱がこもる防具やネクタイは適宜外す。 - 互いの健康観察
活動時はできるだけ相互に注視し、顔色や発汗量、言動の変化に気づいたら声をかける。
3.症状と応急処置
症状の目安 | 主なサイン | 直ちに行うこと |
---|---|---|
軽症 | めまい・立ちくらみ・大量の汗 | 涼しい場所へ移動/水分・塩分補給 |
中等症 | 吐き気・倦怠感・虚脱感 | 衣服を緩め、首・脇・脚の付け根を冷却 保健センターに行く・連絡する |
重症 | けいれん・意識混濁・呼びかけに反応しない | 速やかに全身冷却 救急車を呼ぶ(119番)+保健センターへ連絡する |
4.学内連絡先
保健センター:12号館N棟3階(学生課内)06-6381-8434(代表)(内線1119)※時間外・休日等の相談は#7119(大阪府救急安心センター)に電話し、必要に応じ救急車を要請する。