「2024年度学生FDインタビュー」開催報告
お知らせ
教育開発支援センターでは「2024年度学生FDインタビュー」を開催しました〔2025年3月11日(火)〕。これまで、多くの大学において、授業評価やアンケートを通じて学生の声を聴取する取り組みが行われていますが、現在、大学評価において注目されている「大学の教育活動への学生の参画促進」を考える上で、学生の位置づけを問い直すことが必要とされており、教育の質保証のプロセス自体に学生が能動的に関わる仕組みづくりが模索されています。
当日は、7名の学生が出席し、グループディスカッション形式で「大学の良いところ」「改善してほしいところ」「大学生の学びと学修時間」をテーマに活発な議論を行いました。特に、「ゲストスピーカーを招いた実践的な授業」や「他学部履修による視野の広がり」、「ボランティアや社会連携へ挑戦しやすい場が準備されている」など、学生が感じる本学の魅力が明確になりました。さらに、学修時間を増やし、学修意欲を高めるには、「事前課題や動画資料の導入で授業外学修を促す」「興味のある分野を広く学ぶことで学修意欲が高まるのではないか」など、具体的なアイデアが出されました。
本学では、今後も「学生の声」を本学の教育の質向上と学生の主体的な学び・豊かな人間的成長へと繋げる取り組みとして、「学生FDインタビュー」の実施を通し、教育改善に取り組んで参ります。


