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生涯学習吹田市民大学 大阪学院大学講座(第14回)開催報告

吹田市教育委員会と本学エクステンションセンターの共催で、生涯学習吹田市民大学 大阪学院大学講座を開催しています。
今年で14回目となる今回のテーマは「スポーツ科学とからだの応答」、吹田市民を中心に86名の方にご参加いただきました。

①スポーツと健康・栄養 -動くことと食べること-(講師:経済学部 ⻆田 聡 教授)
〔2024年2月3日(土)〕

私たちの生活の中で、使わなければ衰えるため、からだを動かす必要があります。また、私たちのからだは食べたものでできています。いかにからだの良い状態を保つか、スポーツ科学の研究成果を紹介し、健康づくりのための動くことと食べることの関係について解説されました。

開催の挨拶:エクステンションセンター所長 秋田 亨 教授
経済学部 ⻆田 聡 教授

②オリンピックとアスリートの「からだ」(講師:国際学部 松本 芳明 教授)
〔2024年2月10日(土)〕

オリンピック128年間の歴史の中で、大幅な競技力の向上がみられる体操競技と陸上競技・マラソンの2つの代表的な例を紹介し、オリンピックが政治的・経済的に利用されてきたことや、アスリートの「からだ」の増強のためにスポーツ科学の成果をトレーニングに利用してきたことなど、競技力の高度化(ハイパフォーマンス)をもたらした背景と要因について解説されました。

国際学部 松本 芳明 教授

③健康づくりとトレーニング(講師:経済学部 山内 武 教授)
〔2024年2月24日(土)〕

人が、加齢とともに筋肉が委縮してきて固くなり動作ができなくなることは自然なことです。柔軟性や関節可動域の維持・向上のために効果的なストレッチングのやり方や転倒防止などに筋力強化が有効なことなど最新のスポーツ科学の成果を紹介し、健康寿命を高めるトレーニング・運動について解説されました。さらに、女性アスリートに多い健康問題についても取り上げられました。

経済学部 山内 武 教授

④スポーツとドーピングの闇(講師:経済学部 松尾 信之介 准教授)
〔2024年3月2日(土)〕

近年世界や日本で発覚している薬物問題の現状を見ながら、倫理的側面と健康的側面の問題点について取り上げ、ドーピングの語源や定義、ドーピング検査の実際、そして、アンチ・ドーピングに関わる組織・規程を紹介し、競技会時及び競技会外において常に禁止される物質と方法など今年1月に改定、発行された2024年禁止表国際基準について解説されました。

経済学部 松尾 信之介 准教授
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