商学部 商学科 18年度入学生

2. 共通科目

共通科目は、「初年次教育」・「教養」・「言語」・「実務基礎」の分野で構成されており、履修内容は次のとおりとする。

(1)
「初年次教育」の「OGU教育」「フレッシュマンスキル」は、1年次前期に履修すること。修得した単位は、卒業単位数に充当できる。
(2)
「教養」から10単位以上を修得すること。
(3)
「言語」から1外国語4単位(必修)以上を修得すること。
「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」において、入門Iを修得しなければ、原則として入門Ⅱを履修できない。
「ドイツ語」「フランス語」「中国語」「韓国語」において、応用A~Dを履修するには原則として入門Iを修得済み又は同時履修をしなければならない。
(4)
「実務基礎」で修得した単位は、卒業単位数に充当できる。

3. 専攻科目

専攻科目は「基礎科目」・「基幹科目」・「専攻応用科目」・「専攻共通科目」で構成されており、履修内容は次のとおりとする。科目履修にあたっては、科目間の有機的連携をもった各コースの履修モデルを参考にしながら履修することが望ましい。

(1)
基礎科目・基幹科目・専攻応用科目
52単位以上修得すること。
必修科目
ア.
「商業学A・B」・「マーケティング入門A・B」は必修科目のため、必ず単位を修得すること。
イ.
「マーケティング戦略コース」を選択する者は、「マーケティング論A・B」が必修のため、必ず単位を修得すること。
ウ.
「グローバル・ビジネスコース」を選択する者は、「流通論A・B」が必修のため、必ず単位を修得すること。
エ.
「財務情報コース」を選択する者は、「会計情報基礎論A・B」が必修のため、必ず単位を修得すること。
コース別選択必修科目を16単位以上修得すること。
(2)
専攻共通科目
12単位以上修得すること。

4. 演習科目

演習科目は「ゼミナールⅠA・ⅠB」(1年次配当)・「ゼミナールⅡA・ⅡB」(2年次配当)・「ゼミナールⅢA・ⅢB」(3年次配当)・「ゼミナールⅣA・ⅣB」(4年次配当)と「実践課題研究Ⅰ」(2年次配当)・「実践課題研究Ⅱ」(3年次配当)・「実践課題研究Ⅲ」(4年次配当)で構成されている。
「実践課題研究Ⅰ」(2年次配当)・「実践課題研究Ⅱ」(3年次配当)・「実践課題研究Ⅲ」(4年次配当)の修得した単位は、卒業単位数に充当できる。

(1)
「ゼミナールⅠA・ⅠB」・「ゼミナールⅡA・ⅡB」・「ゼミナールⅢA・ⅢB」・「ゼミナールⅣA・ⅣB」を必修科目とする。
ただし、「ゼミナールⅣA・ⅣB」は専攻科目の単位で代替できる。
(2)
「ゼミナールⅠA・ⅠB」は同一担当者とする。
(3)
「ゼミナールⅡA・ⅡB」は同一担当者とする。
(4)
「ゼミナールⅢA・ⅢB」と「ゼミナールⅣA・ⅣB」は同一担当者とする。
(5)
3年次配当科目の「ゼミナールⅢA・ⅢB」を履修する場合は、2年次後期に実施する説明会(日程については、掲示板で連絡)に参加し、希望クラスの届出をして決定したクラスを履修すること。
注)「ゼミナールⅢA・ⅢB」のクラス未決定者は、オリエンテーション時にクラスを決定すること。
(6)
4年次配当科目の「ゼミナールⅣA・ⅣB」を履修する者は、3年次において「ゼミナールⅢA・ⅢB」を履修していなければならない。また、次の要領にて「卒業論文」を提出しなければならない。なお、テーマ等、詳細については担当者の指示に従うこと。
担当者の指示に従い、所定の期日までに提出しなければならない。
200字詰原稿用紙にて「40枚を基準」とする。
(7)
「実践課題研究Ⅰ」は、「ゼミナールⅡA・ⅡB」と同一担当者とする。
(8)
「実践課題研究Ⅱ・Ⅲ」は、「ゼミナールⅢA・ⅢB」「ゼミナールⅣA・ⅣB」と同一担当者とする。
(9)
「実践課題研究Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ」は、後期登録とし、登録制限単位数に含まない。

5. コース選択と科目履修

商学部の専門知識を身につけ、また幅広い教養を身につけた実践的な人材になりうるため、将来の進路との関連において[マーケティング戦略コース]・[グローバル・ビジネスコース]・「財務情報コース」の3コースが設けられている。
科目履修にあたっては、科目間の有機的連携をもった各コースの履修モデルを参考にしながら履修することが望ましい。
なお、コースの選択は2年次前期の履修登録時に行う。ただし、3年次前期の履修登録時に変更することができる。

[マーケティング戦略コース]
経済のグローバル化や消費社会の成熟化など、ビジネスを取り巻く環境は大きな変革期に差し掛かっている。商品やサービスの企画・開発からマーケティングに至るまでの過程において、どのような価値を、どのように差別化し、どのように提供するかを、時代に即した消費者・利用者の視点から「売れる=買ってもらう」という仕組みを学ぶことを基本に据え、併せて多種多様な流通業態を取巻く環境を流通・マーケティング経営の戦略的な視点から、マーケティングの主要なテーマについて体系的に学習をすることによって、マーケティングの知識とスキルを、ビジネス上の問題解決に活かすことを学ぶ。
[グローバル・ビジネスコース]
国境を超えてグローバルに移動する商品(モノ)・サービス・カネ、それに伴って流通やマーケティングなど、あらゆる商業・経済活動のあり方も大きく変化しつつあり、グローバルなマーケットを抜きにしてビジネスを語ることはできない。流通・マーケティングと顧客・消費者のみならず企業とマーケットを結び付けた「実学」のコースとして、急速に変化する市場環境の中で、市場ニーズをビジネス・チャンスとみなして如何に対応していくかの視点から、グローバルに展開されるビジネス活動への理解を深め活かすことを学習し、ビジネスの知識と仕事を効果的に進めるためのスキルを身につけ、ビジネスの実践の場で活用することを学ぶ。
[財務情報コース]
財務情報は、流通・マーケティングといった実態空間(実態領域)に対して、情報空間(情報領域)をもって補完するものである。外部の財務情報および内部の管理会計情報は、企業の言語としての役割を果たす伝統的で重要な領域であるとともに、ITもまた、財務情報の技術的側面を補完するだけでなく、Eコマース、ネット・ビジネス、バリュー・ネットワーク等のマーケティング・コミュニケーションの手段となる。企業の言語としての役割を果たす伝統的で重要な領域である「財務情報」と「IT」について学ぶ。

6. 履修モデル

以下に履修モデルを示す。これはあくまでモデルであり、この通りに履修する必要はない。しかし、各コースに配置された科目をより効率的に学ぶために、また、各コース履修生としてより各コースの内容を深く理解するために、以下のモデルに示された科目を履修することを勧める。

8. カリキュラムツリー

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